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犬のノミ・ダニの薬
ノミについて
暖かい季節になると予防のシーズン到来です。狂犬病、フィラリア、ノミ・ダニの予防は愛犬を守るためにしておきたいですね。
今回はこのノミ・ダニについてお話しします。
ノミ
ノミの成虫は、ゴマ粒くらいのサイズで毛をかき分けると生きているノミならば動いているのを確認する事ができます。
また、ノミは家の中のカーペッやソファ、人やペットのベッド、床、湿気のあるところなどに卵や幼虫、サナギが生息している可能性があります。
夏など卵から孵化してまた卵を産むまでに最短で2週間前後のサイクルを繰り返し爆発的に増えます。
気温や室温が13℃以上になると繁殖し、約20℃~30℃で繁殖のサイクルが活発になり大量に発生しやすくなります。
冬場でもこの条件が揃うような場所は油断できません。ノミはマダニと間違えられる事がありますが別の寄生虫になります。
マダニについて
マダニ
日本では、一軒の家屋からは多くても20種類のダニが見られるそうですが、マダニはその中の1種になります。
マダニの発生ピークは初夏と秋です。動物の体に寄生し1週間~10日程かけてゆっくり吸血する寄生虫の一種です。
草むらで動物が入ってくるのを待ち、体表に移動します。森林や河川、都会の公園など茂みの多い所は注意が必要です。
マダニにも種類がありその中の1種類は10℃を超えたくらいから活動を種類も存在します。
皮膚の薄い場所に寄生しアレルギー反応を起こして皮膚炎になり、寄生数が多いと貧血症状がみられる事があります。
ノミやダニがいる原因は?
散歩中に感染
散歩中の草むらなど飼い犬がゴロゴロした時に寄生した可能性があります。
人を介して持込み
飼主さんの洋服に付着して帰宅してしまうケースも考えられます。残念ながら、来客からもちこまれることもあります。
不衛生な環境
部屋の掃除が行き届かず、フケやほこりがたまってしまいノミの幼虫にとって好条件となり表れてしまった。
駆除と予防
犬に、ノミが寄生している際には顔や体を異常に搔いていたり毛をかき分けた時に黒い粉(ノミの糞)がある場合や、肌が皮膚炎やその箇所だけ脱毛しているなど、これらはノミが寄生しているサインになります。
ノミが寄生していると疑われるような場合は、動物病院に連れていきましょう。
ノミ・ダニの駆除
愛犬をブラッシングしていたらノミがついていて人の指や爪でつぶさないようにしましょう
メスの体内の卵が飛び散ってしまい、万が一、口に入ってしまうと人が瓜実条虫症(うりざねじょうちゅうしょう)に感染してしまう可能性があります。粘着テープで捕獲したり、容器に水と洗剤を入れその中にいれたりしましょう。
部屋は、ペットのノミダニ用の駆除薬や駆除シートを活用しましょう。
ノミ・ダニの予防
清潔な環境づくりや定期的なシャンプー、日々のブラッシングなどでノミやノミの糞の早期発見につながります。最も一番効果的なのが、定期的な予防薬の投与です。
まとめ
ノミ・ダニは私たちの普段の生活の身近なところに潜んでいます。
暖かくなってきたら、早めに愛犬に予防薬を投与しておきましょう。 生活環境を清潔に保つことも効果的な予防方法になります。愛犬に異変があった場合はすぐに動物病院につれていきノミ・ダニから守りましょう。
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