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散歩中の引っ張り癖の治し方

犬が引っ張る理由は?

たのしいお散歩の時間は、飼主さんも犬もうれしいですよね。まだ、お散歩に慣れていなかったり、好奇心いっぱいでグイグイ引っ張って右や左に飼い主さんを振り回してしまう子は、お散歩のルールとコツをつかめばさらに楽しくお散歩ができるでしょう。

リードが長すぎるOR短すぎる

犬と飼い主さんの間は、1Mくらいの間隔があいているのが理想となります。リードが、長すぎると犬が飼い主さんとの距離をつかみづらく、引っ張ってしまう原因になります。
逆に短すぎると、犬に圧力がかかって対向反射によって引っ張ってしまいます。

犬の性格

好奇心旺盛な元気な犬は、新しいことが気になって早く前へ行こうとします。
逆に、警戒心が強い子も早く帰りたいなどで引っ張ってしまうことがあります。

主従関係

犬がリーダーだと思って先導したい場合は、飼主さんより先へ行きたがります。

引っ張り癖のしつけは?

立ち止まるをくりかえし行う

犬が引っ張ると、飼主さんがいったん立ち止まるをくりかえし行う。これがいちばん犬にストレートに伝わります。
そして、ピンと張っているリードを手前に少しだけ優しく引く、これが、犬が行き過ぎているよという合図をだしたことになります。
その場で止まり動かないことがポイントです。犬が引っ張る度に、散歩が止まると、飼主さんより先へ歩いていくと、犬は散歩が止まってしまうことを学びます。

歩くペースに慣れさせる&リーダーウォーク

飼主さん自身が、同じペースで散歩をして犬に慣れてもらいましょう。歩くスピードが出来るだけ同じであれば、犬はそのペースで歩くことを学んでいきます。
飼主さん自身が主導権をもって、行きたい方向などに歩きます。


リーダーウォークとは、飼主さんと並行して散歩できていることをいいます。
振り返る犬にアイコンタクトをとって、飼主さんのすぐ横を歩けていたらいい子だねとほめておやつをあげてみましょう。
犬が歩きなれてきたら、おやつがなくても飼い主さんの横を歩くとほめてもらえると学習していきます。

引っ張り防止用ハーネスを利用

引っ張り防止用のハーネスも試してみましょう。
ハーネスは、首に負担がかからず犬に進行方向を伝えやすい構造となっています。

まとめ

犬に引っ張り癖があると、予期せぬ事故へつながってしまうかもしれません。
他の犬との喧嘩になってしまう等は、前もって制止して防ぎたいですよね。
犬に対して、力技で引き寄せてしまうとさらに反発して引いてしまうので引き寄せないようにしましょう。
飼主さんの横側を並んでお散歩できるまで、シンプルに止まるを諦めずに優しく教えていきましょう。



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