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犬の愛情表現
いろいろな愛情表現
犬は飼い主さんに対してどう自分の気持ちを表しているのでしょう。輝く目で飼い主さんを見てしっぽをふってくれる姿は愛らしいですよね。
行動で素直な気持ちを伝えてくれるのを、もっと犬の気持ちを知りたいと思われるのではないでしょうか。 そこで今回は犬の行動による愛情表現を紹介します。
しっぽを振る
一番よく見る犬の行動だと思います。
飼い主さんが帰宅した時、遊んでほしい時にしっぽを振りながら寄ってくる時がありますが、嬉しさが多い程しっぽを振る激しさが増します。
喜びのバロメーターを表していて、しっぽの振り方が円状や大振りの時が最も嬉しさを表している時です。
逆に垂れ下がっている場合などは、悲しい気持ちや垂れ下がる行動が続く場合は何かしら体調の不調が表れているのかもしれません。
寝転がりお腹を見せる
無防備な状態になりお腹を見せてくれる表現は飼い主さんを信頼している証です。
お腹は犬とって急所になるのですが、大好きな飼い主さんに撫でてもらいたい甘えたい時に見せる行動になります。
服従のポーズとも言われています。そんな行動が見られた場合は優しく撫でてあげましょう。
飛びついてくる
嬉しい時や、興奮している時に見られる行動になります。
飼主さんに甘えてじゃれている時に気持ちが高ぶって飛びついてくる時などが多いです。久しぶりに会えた大好きな人にもうれしい気持ちが勝って行動します。
やさしく受け止めて抱きしめてあげたり、中型犬以上の犬などは、飛びついた相手などに怪我をさせてしまう恐れがあるため、飼い主さんがしっかりコントロールできるようにしましょう。
また、激しく飛びつくと愛犬の足腰など関節に負担がかかってしまったり、勢いよくジャンプして着地の時に足を痛めたり骨折しないように気をつけてあげましょう。
見つめてくる
犬と目が合うときは度々あり、口元が緩んでいて笑っている表情な時は、側にいれて嬉しい時や楽しい時の現れです。
声をかけてあげ笑顔で撫でてあげましょう。
飼主さんに、何か要求がある場合もあります。散歩にそろそろ行かないのなど、アイコンタクトで愛犬の気持ちを分かることができます。
人の口をなめる
飼主さんや犬同士の体をなめるという行動があります。口をなめる行動は最大級の愛情表現と言えるでしょう。
それは、犬がまだ野犬時代だった頃に、離乳期に子犬が母犬にお腹すいたとねだる時に口周りをなめる行動に由来しています。
犬からしたら飼い主さんに愛情たっぷりなのですが、嬉しい反面、衛生的とはいえません。
口は感染症の原因にもなりますので、口周りをなめさせる行動はしない方が良いです。
愛情たっぷりでもなめられた後は、すぐに洗い流したりウェットティシュなどで拭くなどした方が良いでしょう。
手や足をなめてくる時は、遊んでほしいサインになります。
甘噛みをする
子犬の頃にもっと構ってほしい、遊びたいなどと言う気持ちを表した愛情表現になります。
次第にテンションが上がり少し強く噛み、そのまま噛み癖につながる可能性もありますので、注意が必要な愛情表現になります。
また、子犬の乳歯は細く尖がっているため弱い噛みでも痛いため、噛んで大丈夫な子犬用のおもちゃを与えましょう。
寄り添ってくる
飼主さんが、気持ちが沈んでいる時や疲れていたりした時にそっと寄り添ってくれる時があります。
元気のない飼い主さんに、早く元気になってほしいと思う気持ちからの愛情表現の行動になります。
お尻をむけてくる
お尻を向けてくる時は、深い信頼や安心も抱いている証拠です。
こちらも信頼していて安心だよと言う意味で飼い主さんからもお尻をむけてあげましょう。犬同士の挨拶でもよくする行動の一つです。
アゴや前足をのせてくる
飼い主さんがいる事で安心感を得ようとする行動になります。アゴをのせて顔を近づけてくるのは飼い主さんを信頼している証です。
あくび
犬があくびをする行動は眠い時もありますが、ストレスを感じている時にも見られる行動になります。
いたずらをして飼い主さんに叱られている時、あくびをする事があります。
ただ眠たい、話しを聞いていないのではなく、怒られた事に対して反省しているので許してほしいと言うサインになります。
鼻先でツンツンしてくる
甘えたい時やかまってほしい時にみせる行動になり、その行動に気付いてあげ甘えさせてあげると更に信頼関係も向上します。
しかし、手が離せない時もしつこくしてくる場合もあり、かわいいですがその場合は完全にその要求を無視して、手があくと遊ぶというメリハリを覚えさせてあげた方が良いでしょう。
耳を寝かせる
甘えたい時や嬉しい時にみられるしぐさになります。
耳の場合は違う意味もあり、恐怖や不安などの場合や叱られて反省しているサインの時にもみられます。
プレゼントをもってくる
犬が自分のおもちゃなどをもってきてくれるのは、遊んでほしい時ばかりではなく、大好きな飼い主さんにも、自分のお気に入りのおもちゃを使っていいよと言う気持ちで持ってきてくれることがあります。大好きな飼い主さんに喜んでほしい、褒めてほしいという気持ちの表れでもあります。すごく褒めてあげ『ありがとう』と言いながら受け取ってあげましょう。また持ってきてくわえたまま、おもちゃを離さない場合は遊んでほしいという気持ちが考えられます。
まとめ
犬の愛情表現を紹介させていただきました。
信頼している飼い主さんとスキンシップをしたいと思うのは犬も同じです。
犬の表情をしっかりと把握し、その時の状況に応じたスキンシップの取り方を心がけましょう。
飼主さんが、やさしく声をかけると、いい子だね、かわいいねという言葉も伝わって喜んでくれる姿を見せてくれます。
犬の愛情表現は、目に見えることが多いのでお互い良い関係を築いていきましょう。
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