お役立ち情報
ドッグラン
ドッグランの種類
ドッグランとは、柵などで囲われ基本的にはノーリードが許可されている施設が多く、犬を自由に離して走り回れる場所になります。
一部施設によってはリードが必要な所もありますので、確認して出かけましょう。
日頃の運動不足やストレス発散、他の犬との交流、挨拶や追いかけっこなど犬の社会化向上のためとしても用いられます。
屋内型
屋内のドッグランは天候が悪く散歩できないときに屋根があるため気軽に利用できます。
複合型施設
色んな施設に入った複合施設型のドッグランも増えています。
大型スーパー、ホームセンター、高速のパーキングエリアなどの施設に併設されています。
屋外型
山などに囲まれた自然豊かなドッグランです。
屋根は無いため雨の日などの利用は厳しいとは思いますが、快晴の日には自然の中で愛犬と一緒に存分に体を動かす事で爽快感が得られます。
持ち物は?
ドッグランに行く時は、施設ごとにワクチン接種証明書などの提示が必要です。事前に確認しておくといいでしょう。
また、施設で楽しむために、持って行った方いい物を紹介します。
ワクチン接種証明書・狂犬病予防注射済票
ほとんどの施設で、一年以内の接種証明書の提示が義務づけられています。
リード・ハーネス
出入り口やドッグランの周辺を歩かせる時や、犬のテンションが上がり静止がきかなくなった場合などリードは必ず必要なので持っていきましょう。
飲み水、水飲み容器
施設によっては犬用の飲用水が設置されている場所もありますが行った先でない場合、犬に水分補給をさせてあげられません。
また水を飲むお皿が設置されていたとしても、感染症のリスクを伴いますので水飲み容器も忘れずに持っていきましょう。
ビニール袋・ペットシート
ドッグランで排泄してしまった時に排泄物を入れるため袋とシートです。
シートも持っていれば排尿や嘔吐した際に素早く処理する事ができます。マナーをまもりましょう
マナーベルト・マナーパンツ
マナーベルトやマナーパンツの着用が必要な施設もあります。
万が一の、交配の事故にあわないために用意しておきましょう。
タオル
犬の足元などを拭いてあげるなどで利用できます。予備も持っていくと便利でしょう。大型犬は、お口周りをふいてきれいにしてあげましょう。
鑑札
鑑札とは、犬を飼うときに住んでいる自治体に登録する事が義務付けられており、登録の際に発行されます。犬の主人を明確にするための物です。
近年は、マイクロチップ登録証へ切り替えが行われているため、施設に確認してみましょう。
行く前の準備
ワクチン接種
混合ワクチンや狂犬病のワクチンは必ず受けてから連れていきましょう。
会員制のドッグランなどは、入場前にワクチン証明書の提示を求められる場合が多いです。
フィラリアやダニノミの予防もしておくと更に安心です。
ドッグランには、不特定多数の犬が出入りしていて、ワクチンを1年以内に受けていない犬の利用は禁止されています。
基本的なしつけ
ドッグランでは他の犬との遊びに夢中で、呼んでも飼い主さんの元へ戻らないケースがあります。愛犬を呼ぶと戻ってくるように普段から練習しておきましょう。
人や犬に慣れさせておく
飼い主さん以外の人や犬との接触も多いのがドッグランです。
飼い主さん以外にも慣れていなければトラブルがおきてしまう可能性もありますので、普段の散歩の時に他の犬が近づいてきたりした時に落ち着いてすれ違えるように練習しましょう。
愛犬の体調の確認
普段通りの元気があるかをみておきましょう。食欲が落ちているなどの体調が整っていない場合は自宅で休ませましょう。
ヒートの確認
雌犬の場合は、ヒートがきていないかを確認しておきましょう
ヒート中は、他の雄犬の迷惑になるのでドッグランは控えましょう。
ドッグランでのマナー
到着後すぐにリードをはなさない
ドッグランに到着後にすぐに走らせないで、到着して嬉しくて興奮しているのを落ち着かせてから遊ばしてあげましょう。
他の犬との触れ合い
ドッグランの他の犬を勝手に触る、勝手に抱っこする、勝手におやつを与えるのはやめましょう。きちんと飼い主さんに声をかけて確認しましょう。
携帯での写真撮影も、後々トラブルになる恐れがあるので必ず飼い主さんの許可をとりましょう。
愛犬と他の犬との交流
犬の性格も大人しい子もいるので、嫌がっているようだったら無理に近づけないようにサポートしてあげましょう。犬同士の交流も、相手の飼主さんの許可をもらってからにしましょう。
排泄物
飼主さんは、愛犬の排泄物を必ず持ち帰りましょう。
施設によっては、排泄物専用のごみ箱を用意している場所もありますのでしっかり処理するようにしましょう。
飼い犬がマウンティング
愛犬がドッグランの他の犬にマウンティング行為をしている、始めたらすぐに声をかけ止めに入りましょう。
習性としては仕方がない事ですが、飼い主さんの静止がトラブル回避に繋がります。
人の食べ物、タバコ
犬は、人の食べ物を好奇心から欲しがってしまいます。 食べ物を落としてしまったりした場合に、ドッグランに来ている犬がひろい食いしてしまうケースがあります。
中には犬が食べてはいけない物、アレルギー体質の子もいますので食べ物は持ち込まないようにしましょう。
また、タバコの煙は犬も苦手なので喫煙マナーを守り喫煙所が設けられている施設は喫煙スペースを利用しましょう。
飼い犬から目を離さない
ドッグランで、飼い主同士の会話に夢中になりすぎて、犬から目を離してしまう。
そんな時に、犬たち同士の喧嘩など、アクシデントが起きてしまってすぐに気づかない時があります。
情報交換の場でもありますが、愛犬からは目を離さないように注意しましょう。
小さな子供を連れて行かない
出来れば思わぬ事故を防ぐために避けた方がいいでしょう。子供の力でも加減がわからず犬を触るのは犬にとっては苦手なことになります。
子供が転倒して大きなトラブルへ発展してしまうこともあります。
まとめ
トラブル防止のためにも、最低限のマナーを守って施設を利用することが大事です。愛犬の社会化にも大きく役立ち飼い主さんたちの出会いの場でもあります。
事前にドッグランの情報収集をし、うまく活用して愛犬とのドッグランで楽しい時間を過ごしましょう。
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