コラム
「シーリハムテリア」の性格・見た目・寿命などを解説
シーリハムテリアの性格
性格について
飼主さんや家族にとても忠実で、飼主さんが喜んでくれることを自分で判断できる賢さをもった愛情深い性格です。
テリアらしくプライドは高めなため、しつけでは頑固な面もありますが楽しんで学べるように工夫をして行いましょう。
シーリハムテリアの特徴って?
見た目について
胴長短足のがっちりした体型で、気品のある口ひげが紳士らしいテリアの犬種です。
被毛について
ダブルコートの被毛は、長さがあるため3日に一度はブラッシングをして抜け毛対策をしましょう。
毛色について
・ホワイト
・ホワイトレモン
・ブラウン
・ブルー
・墨色
寿命について
平均寿命:12歳~14歳
シーリハムテリアのルーツ
1850年代のイギリスで30年程かけて、エドワード氏が勇敢で機敏な猟犬をめざして作出しました。
多くのテリア種にコーギーなどを交配したとされています。
当初は、気性の荒い性格だったのを、徐々に穏やかな性格へ改良していきました。
イギリス王室や名だたる著名人たちに愛されたシーリンハムテリアですが、特にエリザベス・テイラーやアガサクリスティーは有名です。
イギリス国内で飼育数が激減してしまいかなり希少な犬種です。
日本国内でも出会うのは難しいでしょう。
シーリハムテリアを飼うにあたって心配な病気
水晶体脱臼
目のレンズの水晶体が、正常な位置から何らかの理由によってずれてしまうことです。
緑内障やぶどう膜炎などの合併症からずれてしまった状態は失明の原因になるため緊急に受診しましょう。
アトピー性皮膚炎
環境中のアレルゲン(抗原)に対して過剰な免疫反応がおこることです。
かゆみを伴い皮膚バリア機能の低下がみられます。
室内を清潔に保ち、動物病院で痒みを緩和できるように何に対してアレルギー反応がでているのかを相談しながら治療をしましょう。
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアとは、背骨のクッションの様な役割をしている骨と骨の間にある椎間板が、何らかの理由により出てしまい神経に触れて痛みやしびれをおこします。
日頃、体重管理と段差の上り降りなどで背中への負担がかからないように気をつけましょう。
特に、短足の子の背中への負担を軽減するには、抱き上げる際に腰がぶらつかないように下から手をそえてお尻を安定させて抱っこしてあげましょう。
まとめ
希少なテリアのシーリングハムテリアは、一緒に遊んだり運動が大好きな魅力ある犬種になります。
犬と共にアクティブに過ごしたい飼主さんに向いています。
家族が大好きで、守ろうとして他人に警戒してしまうので小さな頃から人慣れさせてあげましょう。
また、愛らしい見た目から想像できないくらい声が大きいため、鳴いていい場面とそうでない場合をしっかりとしつけましょう。
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