コラム
「イングリッシュポインター」の性格・見た目・寿命などを解説
イングリッシュポインターの性格
性格について
猟犬として活躍していましたが、優しく穏やかな性格をしております。飼い主さんには、とても愛情深く一緒にいることがとても大好きです。
忍耐強く家庭犬としても向いているため、人気の高い犬種となります。
とてもエネルギッシュなため、スポーツなどの運動量もかなり必要な犬種となりますので、運動不足からくるストレスなどには気をつけましょう。
イングリッシュポインターの特徴って?
見た目について
引き締まった無駄のないたくましく筋肉質な体型をしています。
被毛について
短毛のダブルコートになります。短毛なのですが、換毛期などには多くの抜け毛が見られます。
ラバーブラシなどを使い日々のケアをしてあげましょう。
毛色について
ホワイトベースにオレンジ、レモン、レバー、ブラックの斑点が入った2色が多く、トライカラー、単色の個体も存在し様々です。
寿命について
平均寿命:12歳~16歳
イングリッシュポインターのルーツ
ポインターと言われる鳥猟犬はヨーロッパ各国にいますが、その中でも有名なのがイングリッシュポインターになります。
16世紀頃に、イギリスにスペインやポルトガルから猟犬がもちこまれ交配が進められて、猟をサポートする犬種の作出がされていきました。
ポインターは、獲物を見つけた時に体を低くして片足をあげるポイントという動作で、ハンターへ獲物の位置を教えることができる優秀な犬として活躍していきます。
18世紀になると、セッターとの交配が行われて、従順で非常に穏やかな性格へと改良されていきハンターだけじゃなく家庭犬としての飼育が始まります。
その後、イタリアンポインターやフレンチポインターの血を混ぜながら現在のイングリッシュポインターに固定されていったとされています。
現在は、とても賢く穏やかな犬種のため、家庭犬やショードッグとして世界中で愛されています。
イングリッシュポインターを飼うにあたって心配な病気
外耳炎
外耳炎とは、耳の穴の入り口から鼓膜までの通り道である外耳道(垂直耳道と水平耳道)で炎症が起こっている状態のことです。
日頃から耳のお手入れはかかさずケアしてあげましょう。最悪の場合、聴覚障害を引き起こしてしまう事もあります。
悪化してしまった場合は点耳による治療を開始して悪化を防ぐのが重要です。
胃拡張・胃念転症候群
胃が拡張しガスで膨れ、ねじれ(捻転)を起こすことで発生します。緊急性が高く即処置が必要です。
胃に食べ物が入っている状態で、激しい運動する事により起きやすい病気です。散歩は食後に行わないようにしましょう。
眼瞼内反
眼瞼とはまぶたが内に巻かれてしまい眼球に接触してしまう状態の事を眼瞼内反と言います。眼球への刺激が強くなってしまいます。
イングリッシュポインターは眼瞼内反が起こりやすい傾向にあります。
まとめ
イングリッシュポインターは優秀な作業能力と、一日中歩き回っても疲れをみせない程の体力があるのでお散歩の時間を多く取れる方に向いています。
また知的な犬種なので頭を使うトレーニングなども好む犬種です。
イングリッシュポインターのお迎えする場合は、家の中でも充分にスペースを確保できる広さを検討しましょう。
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