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コラム

「ノーリッチテリア」の性格・見た目・寿命などを解説

ノーリッチテリアの性格

性格について

賑やかで明るく人懐っこく好奇心旺盛な性格ですが、テリア特有の頑固さのため、しつけは褒めながらコツコツと行うことが大切です。
フレンドリーで賢いため周囲の状況を判断することができ、飼主さんにとても甘えん坊な子が多いです。

ノーリッチテリアの特徴って?

見た目について

テリアの中でも足が短くてコンパクトな体型をしています。 作業犬の中では最も小さな犬種とされています。
昔は断尾される事が多かったですが、愛玩犬として飼われる事が多くなってからは愛護精神のため断尾をしなくなっています。


  • ♂♀共に体高25㎝程度 体重5kg~5.5㎏程度
  • 被毛について

    硬いダブルコートのため、換毛期の時期などは抜け毛が多く日々のブラッシングもかかせません。
    ノーリッチテリアの硬い毛は、放っておくと細くなり柔らかくなって色も抜けてきてしまします。
    専門的なプラッキングという手法のトリミングがあり、被毛の体色を防ぎ硬い毛を作ります。もちろんバリカンやハサミでもトリミングは可能です。
    ショードックの個体などは、プラッキングによってノーリッチテリア本来の毛質や姿にしていきます。
    トリマーさんもみんなできるというわけではないので、希望する場合は一度お尋ねするのも良いでしょう。

    毛色について

    ・レッド
    ・ブラック&タン
    ・ウィートン・・・小麦色
    ・グリズル・・・黒ベースに灰色や赤色が混ざる

    寿命について

    平均寿命:12歳~15歳

    ノーリッチテリアのルーツ

    ノーリッチテリアは、イギリス原産のテリア種になります。
    穀物を荒らすネズミなどの駆除で長年飼われていたテリアになり勇敢な小さな猟犬でした。
    人間に対する愛想の良さや小柄ながらしっかりとした体形に可愛らしさもあり次第に人気となっていきました。
    1932年に原産国のイギリス、1936年にはアメリカで最初にノーリッチテリアとして登録される事になり、立ち耳の方はノーリッチテリアに、垂れ耳はノーフォークテリアに別の犬種として登録される事になりました。
    近年では、ドッグショーや家庭犬、猟犬として人気の幅が広がっています。

    ノーリッチテリアを飼うにあたって心配な病気

    膝蓋骨脱臼

    膝の皿の骨が正常な位置から外れてしまうことをいいます。
    先天性と後天性があり、先天性は生まれつき膝の関節を覆う筋肉や骨の形などに異常があり、それが原因で脱臼を起こしてしまいます。
    後天性の原因は、物理的なケガの影響や生活環境で発症します。室内であっても高い所から飛び降りたり滑りやすい床の上での生活などを避けましょう。

    白内障

    眼が白濁し視力がなくなってしまう病気になります。加齢により発症する事が多く白内障を放置してしまうと、網膜剥離になる場合があるため注意しましょう。

    皮膚疾患

    皮膚に炎症が起こり、湿疹や脱毛といった症状がでる病気です。 多くの皮膚病は、早めに処置すれば重症化や慢性化を抑えることができます。
    体を搔いたり気になる行動をしていたら早めに病院を受診しましょう。

    まとめ

    とても賢く明るい性格のノーリッチテリアを紹介しました。
    家族の中で陽気にふるまうすばらしい家庭犬として人気の犬種です。
    スタミナもありたいへん活発なため運動量も十分に必要なので体力と時間がある飼い主さんに向いています。
    また、小型犬といえど猟犬なので他の小動物との多頭飼いは避けましょう。

    • 犬種