コラム
「ノーフォークテリア」の性格・見た目・寿命などを解説
ノーフォークテリアの性格
性格について
とても遊ぶことが大好きで物怖じしない性格をしています。集中力もありますので集中しすぎて周りが見えなくなってしまう事もあります。
飼い主さんにはとても愛情深く懐いてくれますが、自立心が強く頑固な性格も持ち合わせていますので、気に入らない事は飼い主であっても引かなく抵抗する一面もある犬種です。
また、警戒心が強いがゆえに、家族以外の人や動物に対して攻撃的になってしまう事もあります。
子犬の時期からしっかりコツコツとしつけができ、犬の飼育に慣れている人に向いている犬種と言えます。
ノーフォークテリアの特徴って?
見た目について
コンパクトな体型で筋肉質な体格をしています。
小さな体にしっかりとした骨格と筋肉がついていて野性的な雰囲気が特徴的です。
被毛について
ノーフォークテリアは硬い毛質のダブルコートになります。ダブルコートなので換毛期などには抜け毛が多いです。
専門的なプラッキングと言う手法のトリミングがあり、被毛の体色を防ぎ硬い毛を作ります。もちろんバリカンやハサミでもトリミングは可能です。
ショードックの個体などは、プラッキングによってノーフォークテリア本来の毛質や姿にしていきます。
トリマーさんもみんなできるというわけではないので、希望する場合は一度お尋ねするのも良いでしょう。
毛色について
・レッド
・ブラック&タン
・ウィートン・・・小麦色
・グリズル・・・黒ベースに灰色や赤色が混ざる
寿命について
平均寿命:12歳~15歳
ケアーンテリアのルーツ
19世紀頃に、イギリスの農村でネズミやキツネの狩猟犬として活躍していました。
狩猟犬として、小型で頑丈な猟犬を求められて作出された結果、粘り強さもスタミナも持ち合わせたノーフォークテリアが誕生しました。
ノーフォークテリアによく似たノーリッチテリアという犬種が、もともとは同じ系統でしたが、後には別々の犬種となっていきます。
違いは、ノーフォークテリアは垂れ耳でノーリッチテリアは立耳をしています。
1964年には、垂れ耳のノーフォークテリアテリアで独立し、1979年には、アメリカンケンネルクラブでもノーフォークテリアとノーリッチテリアは別の犬種として認められました。
ノーフォークテリアを飼うにあたって心配な病気
膝蓋骨脱臼
膝の皿の骨が正常な位置から外れてしまうことをいいます。
先天性と後天性があり、先天性は生まれつき膝の関節を覆う筋肉や骨の形などに異常があり、それが原因で脱臼を起こしてしまいます。
後天性の原因は、物理的なケガの影響や生活環境で発症します。室内であっても高い所から飛び降りたり滑りやすい床の上での生活などを避けましょう。
緑内障
毛様体から眼房水と言う液体が作られています。
何らか支障をきたし、この眼房水がうまく排出されず目の中にたまっていき眼圧が上がってしまい視覚障害になります。
皮膚疾患
皮膚に炎症が起こり、湿疹や脱毛といった症状がでる病気です。 多くの皮膚病は、早めに処置すれば重症化や慢性化を抑えることができます。
体を搔いたり気になる行動をしていたら早めに病院を受診しましょう。
まとめ
ノーフォークテリアを紹介しました。現在も猟犬として活躍していて日本では珍しいレアな犬種となります。
猟犬のルーツがあるので、庭を掘り起こしてしまうため室内にて飼育をしましょう。
小さいながら、多くの運動を必要とするので散歩の時間を多くとりましょう。
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