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コラム

「スコティシュディアハウンド」の性格・見た目・寿命などを解説

スコティシュディアハウンドの性格

性格について

スコティシュディアハウンドは、とてもフレンドリーで他の犬や子供とも仲良くなれます。
飼主さんを喜ばせることが大好きで、絶対的な忠誠心をもち愛情深い性格をしています。
穏やかでめったに吠えることはなく、攻撃性もないのでバランスのいい大型犬になります。

スコティシュディアハウンドの特徴って?

見た目について

超大型犬のスコティッシュディアハウンドは、存在感のある大きな体で細見ながら骨太で気品あふれる外見をしています。


  • ♂体高:76cm~81cm 体重:42kg~45.5kg
  • ♀体高:71cm~76cm 体重:36.5kg~42kg
  • 被毛について

    スコティッシュディアハウンドの被毛は硬めで、ややカールしています。

    毛色について

    スコティッシュディアハウンドの毛色はさまざまな毛色が認められています。
    基本の毛色に白色の班が入っていることもあります。

    ・イエロー(薄い茶色)
    ・グレー
    ・プリンドル(基本の色に縞模様が入っている)
    ・レッドフォーン
    ・サンディレッド

    寿命について

    平均寿命:8歳~11歳

    スコティシュディアハウンドのルーツ

    スコットランドのハイランド地方で飼育されていた古代のウルフハウンドが祖先犬といわれています。
    元々は、狼を狩る狩猟犬であったが、鹿狩りのために改良されてきたとされています。
    16世紀から17世紀は鹿狩りが盛んに行われており、大型の鹿を倒せるのはこの犬種だけだったそうです。
    スッコティシュディアハウンドは、王族貴族や伯爵しか飼育を許されないとても高貴な犬種で、スッコティシュディアハウンドを飼育することが特権とされていました。
    二度の大戦で絶滅の危機に陥りますが、愛好家によって少しずつ回復をしています。
    世界的にはまだ数が少なく貴重な犬種で、優美な外見からショードックとして飼育されることがほとんどです。

    スコティシュディアハウンドを飼うにあたって心配な病気

    胃捻転

    食べ物、液体などで胃が膨張してねじれてしまい治療をしなければ死にいたる病気です。
    食後にすぐ運動や遊びを行うのを避けましょう。

    股関節形成不全

    骨格形成期に骨の変形や関節の緩みなど形態的な異常が起き、骨盤の骨と後肢の骨が正常に噛み合わなくなることで様々な症状を引き起こす病気です。
    後ろ足のふらつきなどの症状が現れます。
    成長期の激しい運動を避け関節に負担がかからない生活環境にしましょう。

    拡張型心筋症

    拡張型心筋症は、心筋に何らかの異常が起き全身に上手く血液を送ることが出来なくなる病気です。
    症状が現れる前に状態が進行していることがほとんどとなります。
    定期的に健康診断などで心臓の状態を確認することが早期発見につながります。

    まとめ

    スコティシュディアハウンドは、気品のある穏やかで魅力的な犬種ですが、毎日かなりの量の散歩と運動量が必要になります。散歩以外にドッグランなどで自由に走らせてあげましょう。
    スコティシュディアハウンドは、高温多湿の夏の暑さに弱いため、温度管理をして室内を涼しく保つようにしましょう。
    室内では、大型犬で体重があるので床ずれ防止のためにクッションなどを引いて置く必要があります。
    優しく穏やかな性格のスコティシュディアハウンドは、大型犬を飼いたい方にはおすすめの犬種となります。

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