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コラム

「ベドリントンテリア」の性格・見た目・寿命などを解説

ベドリントンテリアの性格

性格について

テリア種の頑固さや気の強さと、忠誠心を持ち合わせています。
ベドリントンテリアは見知らぬ存在には、警戒心から攻撃的な態度をとることがあり、喧嘩を始めると勝つまでやめない危険性を秘めているので交流の場では非常に注意が必要になります。
社会化期にしつけやトレーニングを十分に行う必要があります。

ベドリントンテリアの特徴って?

見た目について

ベドリントンテリアは、子羊のような見た目をしており小型犬としてはやや大きめで細見でありながら優雅なシルエットが魅力です。


  • ♂体高:40cm~42cm 体重:8kg~10kg
  • ♀体高:39cm~40cm 体重:7kg~9kg
  • 被毛について

    被毛は、週に2、3回ほどブラッシングを行いましょう。
    また、被毛が伸びるスピードが速いため月に1回ほどのトリミングは必要になります

    毛色について

    ・ブルー(シルバー)
    ・レバー(赤茶色)
    ・サンディ(砂色)
    ・ブルー&タン
    ・レバー&タン
    ・サンディ&タン

    寿命について

    平均寿命:12歳~14歳

    ベドリントンテリアのルーツ

    ベドリントンテリアは、イギリス原産の犬種です。
    イングランド北西部に位置するノーサンバーランド州にある炭鉱町ベドリントンに由来しています。元々この地域にいたロスベリーテリアから改良されました。
    ベドリントンに住む石工のジョセフ・エインズリーによって1825年に作出された「パイパー(Piper)」が、ベドリントンテリアの祖先犬です。
    その後ドックショーに登場するようになり、1875年にイギリスで、1886年にアメリカで犬種として公認されました。
    近年、ベドリントンテリアは、子羊のような外観で人気を集めてきました。

    ベドリントンテリアを飼うにあたって心配な病気

    皮膚病

    皮膚に炎症が起こり、湿疹や脱毛といった症状がでる病気です。 多くの皮膚病は、早めに処置すれば重症化や慢性化を抑えることができます。
    体を搔いたり気になる行動をしていたら早めに病院を受診しましょう。

    網膜異常形成

    生まれつき目の網膜が正常に機能しない病気です。軽症の場合は、視覚に影響のないくらいの小さなしわや変性が見られるくらいです。
    重症のものでは、生後6ヶ月以内に網膜がはがれてしまって、目が見えなくなってしまうこともあります。
    残念ながら、いまのところ治療方法が見つかっていません。そのため、出来るだけ早く気付いてあげられるようにしましょう。

    二重睫毛

    人では逆さまつげといわれる、まぶたの内側にもまつ毛が生えてしまい絶えず目を刺激してしまうため、目やにや痒みなどの症状がでます。
    発症した場合は動物病院で刺激しているまつ毛を抜いてもらいましょう。

    まとめ

    日本国内では、まだかなり希少犬なベドリンテリアは、その独特なカットが特徴です。
    そのため、事前にトリミングが可能かを確認しましょう。
    ベドリントンテリアの被毛は、ほとんど抜け毛がなく体臭も少ないことから、抜け毛や臭いが気になる方にもおすすめの犬種といえます。
    狩猟犬として活躍した犬種のため、エネルギッシュで小動物への衝動性が出る場合があり、フェレットやうさぎ、超小型犬の犬種との多頭飼いは避けた方がよいでしょう。

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