コラム
「イングリッシュスプリンガースパニエル」の性格・見た目・寿命などを解説
目次
イングリッシュスプリンガースパニエルの性格
性格について
とても明るくて温和な性格をしています。また活発的な性格で番犬や狩猟犬として優れています。
好奇心旺盛な一面もあり何かに集中しすぎると周りがみえなくなってしまう一面もあります。
色々な物に興味を示し誤飲の恐れもあるので、目の届く範囲で飲み込みそうなものは置かないようにしましょう。
イングリッシュスプリンガースパニエルの特徴って？
見た目について
大きな垂れ耳と長い首で頭部もしっかりとしているのが特徴です。またスパニエルの中で一番足が長いと言われています。
狩猟をする上で怪我などをしないため、断尾されている事もありましたが、近年は家庭犬として飼育されている場合は断尾していない事も多いです。
被毛について
イングリッシュスプリンガースパニエルは、上毛と下毛のあるダブルコートになります。程よい長さの被毛はウェーブがかっています。
ごく稀にですがストレートの被毛を持つ個体も存在します。
換毛期には抜け毛が大変多いので日頃からブラッシングはこまめにしてあげましょう。
毛色について
・レバー＆ホワイト
・ブラック＆ホワイト
寿命について
平均寿命：10歳～12歳
イングリッシュスプリンガースパニエルのルーツ
7世紀からイギリスで鳥猟犬として活躍しており、鷹などの大型の鳥なども追い込める程の実力があり、狩猟犬としてとても素晴らしい能力を持った犬種と言えます。
イングリッシュコッカースパニエルと同じ血統ををもちますが、イングリッシュスプリンガースパニエルの方が体が大きい特徴があります。
現在もスポーツ犬、家庭犬、作業犬、ショードックとどんな役割にも対応できるオールマイティな犬種になります。
スプリンがーの名称は弾むように走る事からバネにたとえられてつけられたと言われています。
世界中に多くのファンがいる人気の犬種になります。
イングリッシュスプリンガースパニエルを飼うにあたって心配な病気
外耳炎
外耳炎とは、耳の穴の入り口から鼓膜までの通り道である外耳道（垂直耳道と水平耳道）で炎症が起こっている状態のことです。
日頃から耳のお手入れはかかさずケアしてあげましょう。最悪の場合、聴覚障害を引き起こしてしまう事もあります。
悪化してしまった場合は点耳による治療を開始して悪化を防ぐのが重要です。
進行性網膜委縮症
目の中の網膜が、少しずつ委縮し徐々に見えなくなってしまう病気になります。
両目で起こり、少しずつ進行していき初期症状はとてもわかりにくく、突然見えなくなってしまったと感じる事も多いようです。
飼い主さんが視力低下に気付きにくい場合が多く失明にまで至ってしまいます。
激怒症候群（スプリンガー・レイジ・シンドローム）
激怒症候群は、静かだった犬が前触れなく狂ったように暴れ咬みついてきます。
先天的疾患で脳内の病気のため、抗てんかん薬の治療を進めていきます。
スパニエル系・テリア系・レトリバー系にみられるといわれています。
まとめ
元々は猟犬であったため、運動量も必要になりますので体力のある方に向いている犬種と言えるでしょう。
イングリッシュスプリンガースパニエルを飼うにあたり十分な飼育スペースを準備した上でお迎えしてあげましょう。
また賢く明るい性格もしているので、素敵な関係を築いていけるでしょう。
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