コラム
「アラスカンクリーカイ」の性格・見た目・寿命などを解説
アラスカンクリーカイの性格
性格について
アラスカンクリーカイは、元気でとても活発な性格です。好奇心旺盛で積極的に学ぶ向上心があり、新しいドッグスポーツなどを楽しむのが好きです。
忠誠心が強く家族に喜んでもらえることに努めたり、縄張り意識から知らない人に吠えたりします。小型犬ながら番犬に向いています。
アラスカンクリーカイの特徴って?
見た目について
アラスカンマラミュートやシベリアンハスキーの血を主に引く犬で、ハスキーを小さくしたような姿からミニハスキーと呼ばれることもあります。
クリーカイとはイヌイット語で「小さな犬」という意味で、その名の通り小さな犬種になります。
大きさは3種類に分かれていて、一番小さな「トイ」、平均的なサイズの「ミニチュア」、一番大きな「スタンダード」」の3種類のサイズがあります。
【トイサイズ】
【ミニチュア】
【スタンダード】
被毛について
防寒用の厚い被毛のダブルコートで抜け毛が多めです。
毛色について
シルバー&ブラック、ホワイト&ブラック、ホワイト&レッドの混合で、その他の色については正式な犬種として認められていません。
寿命について
平均寿命:12歳~15歳
アラスカンクリーカイのルーツ
アラスカンクリーカイは、見た目がハスキー犬に似た新しい犬種です。
原産国は、アメリカで、一般家庭でコンパニオンドッグを目指してアラスカンマラミュートの小型化を目的に作出された犬種です。
1970年頃から、まず初めにアラスカンマラミュートとシベリアンハスキーを交配しました。
その後、生まれた犬とスキッパーやアメリカンエスキモードッグと交配して小型化が進みました。
そして、1997年には、UKC(United Kennel Club)に認可を受けることになりアメリカ国内で大ブームをおこします。
日本で見かけることがないのは、希少な犬種のためアメリカのブリーダーがより良い血統を残すために輸出をしなかったようです。
アラスカンクリーカイを飼うにあたって心配な病気
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症とは、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの分泌が少なくなりことによって起きる病気です。
皮膚炎
皮膚に炎症が起こり、湿疹や脱毛といった症状がでる病気です。 多くの皮膚病は、早めに処置すれば重症化や慢性化を抑えることができます。
体を搔いたり気になる行動をしていたら早めに病院を受診しましょう。
熱中症
気温の上昇により体温が上昇し、呼吸が浅く速くなり、口からヨダレを垂らす症状が見られ、 時には死に至ることもあるので夏場は特に注意が必要です。
散歩の時間を早朝や日暮れ後にするなどの対策は大切です。
まとめ
アラスカンクリーカイは、ハスキーの赤ちゃんのような魅力ある犬種です。
日本では、たいへん希少な犬種ですが、ブリーダーさんからお迎えすることができます。
アラスカンクリーカイは、寒い地方の出身なので、日本では夏の暑さを軽減してあげれるように過ごしやすい環境を作りましょう。
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