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コラム

「バセンジー」の性格・見た目・寿命などを解説

バセンジーの性格

性格について

飼い主さんにはとても従順で愛情深く接してくれます。吠えない犬として世界で有名な犬種で、めったに吠えることはなくおとなしい性格で知られています。
たいへん賢く飼い主さんの指示に忠実に従うことができるため、しつけはしやすいでしょう。

バセンジーの特徴って?

見た目について

スリムな引き締まった体と大きい立ち耳をしており巻尾も特徴的です。
困ったような感じの顔つきをしていますがとても愛嬌があり可愛いです。


  • ♂体高:40cm~43cm 体重:10kg~11.5kg
  • ♀体高:39cm~40cm 体重:9.5kg~10kg
  • 被毛について

    バセンジーは、柔らかめの短毛でシングルコートになります。
    換毛期など抜け毛は、ダブルコートに比べ抜け毛は少ない傾向にありますが、日々のラバーブラシでのお手入れは欠かさず行いましょう。
    シャンプーも定期的に行いますが、シャンプーのしすぎは逆に皮膚バリアを壊してしまいますので、濡れて絞ったタオルで体を拭いてあげるのもケアの一つとなります。

    毛色について

    ・レッド&ホワイト
    ・ブラックタン&ホワイト
    ・ブラック&ホワイト
    ・ブリンドル&ホワイト

    寿命について

    平均寿命:10歳~15歳

    バセンジーのルーツ

    はっきりとしたルーツは確立されていませんが、紀元前から生存している最も古い犬として言われております。
    エジプトの壁画や、掘り起こして出てきた品々にバセンジーによく似た犬が描かれています。
    バセンジーとはスワリヒ語で『乱暴』と言う意味で先祖の犬が気性の荒い事が想像され、その先祖犬はアフリカコンゴのピグミー族の集落で狩猟を行っていたピグミー族の生活を支えていました。その血統は数千年と言う長い年月を経て守られていたようです。
    エジプト王朝時代には、この犬が贈られたと言う説があります。そのエジブと王朝滅亡と同時にバセンジーも色々な国に渡っていきましたが、ほどなくイギリスの探検家によりアフリカで発見されたと言われてます。

    バセンジーを飼うにあたって心配な病気

    鼠経ヘルニア

    足の付け根にある隙間からお腹の臓器が飛び出てしまっている状態を言います。一般的には脱腸と呼ばれています。
    生まれつきの先天性や事故、成長過程で現れる後天性で外傷、お腹の圧迫により起こる場合があり生まれつき鼠径部に異常がある事がよく原因としてあげられます。

    臍ヘルニア

    先天性な原因により現れ臍の下の部分にある筋膜が正常に塞がらず、腹腔内の脂肪や腸などの一部が腹圧で飛び出て起こります。
    一般的には、でべそといわれています。臓器の血行が悪くなって飛び出たところの色が変わり痛みが出る場合があります。
    重度の場合は、避妊・去勢手術の際に整復手術を合わせて行うことができます。

    ファンコニー症候群

    肝臓の尿細管の機能不全の事で多飲多尿、尿糖陽性などが見られ、適切に管理しないと徐々に弱り死に至ってしまう疾患になります。
    そのほとんどが遺伝性の病気のため早期発見、早期治療し適切なコントロールをすることが最も重要になります。

    まとめ

    バセンジーは、とても古くからの歴史がある犬種になります。
    賢く警戒心が強いため、飼い主さんにだけに懐っこくて、他の犬とフレンドリーに接することはあまり上手ではありません。
    しかしながら、飼主さんや家族への愛情は深くとても優しい犬種になります。
    飼主さんに寄り添ってくれるちょっと困り顔が愛嬌あるバセンジーのお迎えを検討してみてはいかがでしょうか。

    • 犬種