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コラム

「プチブラバンソン」の性格・見た目・寿命などを解説

プチブラバンソンの性格

性格について

プチブラバンソンは、マイペースで温和な性格をしています。
子犬期には、好奇心旺盛で何にでも興味をもち活発に遊びます。
飼主さんへの忠誠心があり家族にも深い愛情を注いでとても甘えん坊なところがあります。
また、繊細で神経質な一面もあるので、しっかりとコミュニケーションを取り愛情を注ぐことで信頼関係をつくっていきましょう。

プチブラバンソンの特徴って?

見た目について

プチブラバンソンは、超小型犬で体高と体長がほぼ同じくらいのスクエア型の体型をしています。
よく似たパグが困り顔といわれていますが、プチブラバイソンは怒り顔といわれています。


  • ♂体高:18cm~28cm 体重:2kg~6kg
  • ♀体高:18cm~28cm 体重:2kg~5kg
  • 被毛について

    毛の長さは短毛のみで、シングルコート。
    毛の硬いタフタイプとスムースタイプの2種類が認められています。

    毛色について

    プチブラバンソンの毛色は、ブラック、レッド、ブラック&タンが一般的です。

    寿命について

    平均寿命:10歳~14歳

    プチブラバンソンのルーツ

    プチブラバンソンの起原は、ベルギー・ブリュッセルの「スムージー」という犬種です。スムージーは、ねずみなどの害獣を狩る狩猟犬として活躍していました。
    1883年に、このスムージーと思われる犬種が、「グリフォン・ブラッセル」としてベルギーの血統登録台帳に記録されました。
    1886年には、ベルギー独立15周年祝賀祭のドッグショーで、王妃マリーアントワネットの目に留まったことでヨーロッパ中に人気が広がります。
    19世紀には、パグやキャバリアなどと交配されて、その容姿がパグの影響を強く受けていることから、ひとつの犬種として扱われるようになり世界中の愛好家から愛されています。

    プチブラバンソンを飼うにあたって心配な病気

    軟口蓋過長症

    軟口蓋過長症とは、犬の上あごの奥の軟口蓋の部分が正常に比べて長くなってしまい気道を塞いでしまう病気です。
    睡眠時のいびきが大きいことやゼーゼーと口での呼吸音で発見されます。
    症状がひどくなると、呼吸困難になったり体温調節ができずに熱中症になったり、さらには突然死に発展してしまうこともあるため注意が必要です。

    外耳炎

    外耳炎とは、耳の穴の入り口から鼓膜までの通り道である外耳道(垂直耳道と水平耳道)で炎症が起こっている状態のことです。
    日頃から耳のお手入れはかかさずケアしてあげましょう。最悪の場合、聴覚障害を引き起こしてしまう事もあります。
    悪化してしまった場合は点耳による治療を開始して悪化を防ぐのが重要です。

    膝蓋骨脱臼(パテラ)

    膝の皿の骨が正常な位置から外れてしまうことをいいます。
    先天性と後天性があり、先天性は生まれつき膝の関節を覆う筋肉や骨の形などに異常があり、それが原因で脱臼を起こしてしまいます。
    後天性の原因は、物理的なケガの影響や生活環境で発症します。室内であっても高い所から飛び降りたり滑りやすい床の上での生活などを避けましょう。

    まとめ

    国内では、希少な犬種のひとつとなるプチブラバンソンは、とても賢く理解力があり日頃のお手入れもしやすいことから初めて犬をお迎えする家庭に向いているでしょう。
    プチブラバイソンは、超小型犬で寒さや暑さが苦手です。
    冬は暖かくして室温管理や洋服で調整して、夏の散歩は暑い日中は避けて涼しい時間を選びましょう。

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