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コラム

「オーストラリアンキャトルドッグ」の性格・見た目・寿命などを解説

オーストラリアンキャトルドッグの性格

性格について

非常に賢く、しつけの飲み込みもはやく状況判断に優れていて行動力や度胸も兼ね揃っている犬種になります。
飼い主にはとても忠実で忍耐強いですが、警戒心が強いため、知らない人には吠えてしまう場合もあります。
子犬の頃からしっかりとしつけする事で良い家庭犬に育ちます。
中途半端なしつけは逆効果になりますのでしつけに不安がある方はプロにお願いしましょう。

オーストラリアンキャトルドッグの特徴って?

見た目について

コンパクトで筋肉質な体型をしています。


  • ♂体高46~51㎝ 体重15~22㎏
  • ♀体高43~48㎝ 体重15~22㎏
  • 被毛について

    オーストラリアンキャトルドッグは、まっすぐで短毛の上毛と下毛で構成されているダブルコートになります。
    ブラッシングのお手入れはそこまで難しくはなく週に2回程度で大丈夫ですが、換毛期の時期などは抜け毛があるため少し回数を増やしてあげるのが良いと思います。
    また、定期的なシャンプーや簡易的に濡らした絞ったタオルで体を拭いてあげるなどのケアをしましょう。

    毛色について

    ブルー、レッド

    寿命について

    平均寿命:12歳~16歳

    オーストラリアンキャトルドッグのルーツ

    19世紀の中頃に、イギリスからオーストラリアに持ち込まれた牧羊犬を改良し牛を追うために作出された作業犬になります。
    牛を管理する能力を持つ犬をヒーラーと呼びオーストラリアンキャトルドッグもまさにその目的のために交配され誕生しました。
    吠えずに作業をこなす事でも知られています。
    オーストラリアンキャトルドッグは、野生のディンゴ、ハイランドコリー、ダルメシアンのいい所の集大成でもあります。
    オーストラリアンケルピーが牧羊犬であるのに対しオーストラリアンキャトルドッグは牛の管理をしていました。
    現在でもオーストラリアだけではなくアメリカの西部、ニュージーランドでも作業犬や家庭犬とし人気が高い犬種です。
    日本でも飼育されてはいますが、まだ登録頭数は多くありません。

    オーストラリアンキャトルドッグを飼うにあたって心配な病気

    白内障

    水晶体が白く濁り視力が低下してしまいます。室内や散歩の時に何かにつまずいたり、壁伝いに歩くようになったりします。 次第に視界も狭くなる事の不安から夜泣きなどもする場合もあります。

    股関節形成不全

    成長する過程で股関節が歪んでしまい脱臼などを起こす病気になります。
    遺伝性疾患ですが、早期発見により有効な治療が行えます。

    進行性網膜委縮症

    目の中の網膜が少しずつ委縮し徐々に見えなくなってしまう病気になります。
    両目で起こり、少しずつ進行していき初期症状はとてもわかりにくく、突然見えなくなってしまったと感じる事も多いようです。
    飼い主さんが視力低下に気付きにくい場合が多く最悪失明にまで至ってしまいます。

    まとめ

    とても賢く飼いやすい犬種のオーストラリアンキャトルドッグを紹介しました。
    比較的に小柄なのですが、筋肉質でたくましい体にスタミナと高い運動能力を持ち牧羊犬や服従競技、アジリティなどに大変優れています。
    家畜を集める時のかかとを噛んで集めていた習性が残っており、人のかかとも噛んでしまう事があります。
    しっかりとしつけする事により噛む事はなくなります。

    • 犬種