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コラム

「日本テリア」の性格・見た目・寿命などを解説

日本テリアの性格

性格について

明るく軽快な性格ですが、テリアの性質は弱く愛玩犬としての人懐っこさがあり、子供や他の先住犬とも仲良くすることができる子が多いです。
飼主さんにはとても甘えん坊でおっとりした子が多いといわれています。

日本テリアの特徴って?

見た目について

白と黒がはっきり分かれているカラーに、とても可愛い姿が特徴的と言えます。
小柄なのですがテリアの特徴的な筋肉質な肉体美を持っています。


※日本テリアのスタンダード上では♂♀同じ大きさになります。


  • ♂体高30~33㎝ 体重6㎏
  • ♀体高30~33㎝ 体重6㎏
  • 被毛について

    日本テリアは短毛犬になります。シングルコートなのですが換毛期の時期には少し毛が抜けます。
    短毛種なのでスリッカーではなくラバーブラシを使いといてあげましょう。
    シャンプーなども定期的にしてあげますが、お湯などで濡らして絞ったタオルなどで体をふいてあげるのも良いです。
    寒さには弱い犬種になりますので寒い時期などはエアコンで温度調節し服などを着せて対策をしましょう。

    毛色について

    頭部がブラックタン・・・個体によりホワイトが入る場合もあり。

    ブラック&ホワイト・・・頭部のブラックはブラウン系になる事もあります。

    寿命について

    平均寿命:12歳~15歳

    日本テリアのルーツ

    17世紀~18世紀頃にオランダから長崎に持ち込まれたスムースフォックステリアと和犬と交配させ日本向きに改良したのが日本テリアの始まりと言われています。
    2度に渡る世界戦争で他の犬種と同じように日本テリアも激減し一時は絶滅の危機にまで陥りました。
    その後、愛好家の手により再度繁殖が行われましたが、洋犬ブームが起きて日本犬の人気は低迷しました。
    過去にはお雪と言う女性が、かわいがっていた事もあり、人気になり『雪テリア』と呼ばれていた事もありました。
    また神戸で抱き犬として可愛がられていた事から『神戸テリア』、『ミカドテリア』の愛称でも人々から親しまれていました。
    現在では年々登録者数が減ってきていて危機を危ぶむ声もあります。

    日本テリアを飼うにあたって心配な病気

    膝蓋骨脱臼

    膝の皿の骨が正常な位置から外れてしまうことをいいます。
    先天性と後天性があり、先天性は生まれつき膝の関節を覆う筋肉や骨の形などに異常があり、それが原因で脱臼を起こしてしまいます。
    後天性の原因は、物理的なケガの影響や生活環境で発症します。室内であっても高い所から飛び降りたり滑りやすい床の上での生活などを避けましょう。

    股関節形成不全

    成長する過程で股関節が歪んでしまい脱臼などを起こす病気になります。
    遺伝性疾患ですが、早期発見により有効な治療が行えます。

    レッグ・ペルテス症

    大腿骨頭(太ももの付け根)への血液供給が悪くなり大腿骨頭が壊死してしまう病気になります。
    小型犬に多く発症する病気になります。
    鎮痛剤投与や運動制限で様子をみていきますが、症状が重度となると外科的治療法に移行していきます。

    まとめ

    テリアと聞けば外国のイメージが強い方が多いかと思いますが、日本テリアと言う犬種は、唯一日本で改良されたためその名前がつけられました。
    現在では本当に希少犬の日本テリアは、ペットショップなどでなかなか並ぶ事はありません。
    専門のブリーダーさんからお迎えするのがおすすめです。

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