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コラム

「レオンベルガー」の性格・見た目・寿命などを解説

レオンベルガーの性格

性格について

強面な見た目とは違って、とても穏やかでやさしい性格をしています。
家族や子供にも愛情深く接し、一緒に過ごすことに幸せを感じて惜しみなく愛情をそそいでくれるので、はまる人が多く人気の理由となります。
従順でありながら、かなり賢く記憶力が優れているため、難易度の高い指示もこなします。
また、ほとんど吠えない犬種なので番犬には向かないでしょう。

レオンベルガーの特徴って?

見た目について

レオンベルガーは、ライオンをイメージして作られただけあって、たくましい体の超大型犬でライオンのようなたてがみと足に飾り毛があります。


  • ♂体高:71cm~80cm 体重:60kg~75kg
  • ♀体高:65cm~75cm 体重:55kg~60kg
  • 被毛について

    耐寒性に優れた細く柔らかいダブルコートになります。

    毛色について

    毛色は、ライオンイエロー、レッド、赤褐色、砂色もしくは灰色がかった黄色であるサンド(金色がかったフォーン、クリーム)があります。
    また、全ての毛色のパターンの基本は、顔だけに黒い被毛がある模様のブラックマスクになります。

    寿命について

    平均寿命:8歳~9歳

    レオンベルガーのルーツ

    ドイツ南西部のレオンベルグ市が名前の由来となっています。
    1830年代に市議会議員のハインリッヒ・エスッヒ氏が、市のシンボルのライオンに似た犬を作ろうと試みたのがきっかけでした。
    ハインリッヒ・エスッヒ氏は、セントバーナードとニューファンドランドの交配を行います。どちらの犬種も大型でどっしりとした体つきの犬です。
    さらに、ライオンのような金色のたてがみを作るために、グレートピレニーズやクーバースとの交配を重ねていき、やがて現在のレオンベルガーの迫力ある風貌になりました。
    ドイツ内では、使役犬として農業などで働いていました。
    ドイツ国外へ輸出されると、威厳たっぷりの風格と優しい性格が世界中の王族や貴族から愛されるようになっていきました。
    第二次世界大戦後は、わずか8頭までになり絶滅の危機が訪れます。
    熱心な愛好家の努力によって繁殖が再開され、近年では、世界中で人気の犬種となっています。

    レオンベルガーを飼うにあたって心配な病気

    アジソン病

    アジソン病とは副腎皮質という内分泌器官から分泌されているステロイドホルモンが不足しておきる病気のことで、7歳までのレオンベルガーのオスに多くみられます。

    股関節形成不全

    骨格形成期に骨の変形や関節の緩みなど形態的な異常が起き、骨盤の骨と後肢の骨が正常に噛み合わなくなることで様々な症状を引き起こす病気です。
    後ろ足のふらつきなどの症状が現れます。 成長期の激しい運動を避け関節に負担がかからない生活環境にしましょう。

    胃捻転

    胃が拡張しガスで膨れ、ねじれ(捻転)を起こすことで発生します。緊急性が高く即処置が必要です。
    胃に食べ物が入っている状態で、激しい運動する事により起きやすい病気です。散歩は食後に行わないようにしましょう。

    まとめ

    レオンベルガーは、優しく穏やかな性格で愛すべき魅力がたくさんある犬種です。
    超大型犬のため、大きさに相当のインパクトがあります。
    大型犬を飼いたい方は憧れるのではないでしょうか。
    優れたパートナードッグといわれているので十分に検討してみましょう。
    家庭にお迎えするには、広い飼育環境と大型犬を制御できる体力や時間などが必要となります。

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