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コラム

「ニューファンドランド」の性格・見た目・寿命などを解説

ニューファンドランドの性格

性格について

ニューファンドランドは、とても優しくて穏やかな性格をしております。
子供がいる家庭でも飼いやすく、子供に対しても非常に友好的で家族と一緒に過ごすのが大好きです。
人が好きなので知らない人に対しても警戒心が少なく、番犬としては不向きな犬種となります。
たいへん寂しがり屋な性格のため、子犬の頃からお留守番の訓練をしておかないと分離不安症になる事もあります。

ニューファンドランドの特徴って?

見た目について

ぬいぐるみのクマのようなかわいいお顔に、ふさふさの毛におおわれた迫力のある超大型犬です。
ガッチリとした骨格に筋肉質な体型をしていて、水難救助が得意なだけあって被毛は防水性があって密集しています。


  • ♂体高71㎝ 体重60~68㎏
  • ♀体高66㎝ 体重45~54㎏
  • 被毛について

    ニューファンドランドの被毛は、長毛のダブルコートになります。
    寒さには強いニューファンドランドなのですが、暑さや湿気には大変弱いですので暑い季節などには注意が必要です。
    夏の散歩などは涼しい時間帯を選んであげましょう。
    毛量が多いので換毛期の時期には、大量の毛が抜けるので日々のブラッシングはこまめにしましょう。

    毛色について

    ブラック、ブラウン、ホワイト&ブラック

    寿命について

    平均寿命:9歳~11歳

    ニューファンドランドのルーツ

    ニューファンドランドは、カナダのニューファンドランド島からその名前がつけられました。
    ニューファンドランドの祖先は、ニューファンドランド島の土着犬と言われていて、今ではもうその犬は絶滅してしまったと言われています。
    島の人々の生活を助けるため、海の漁の綱を引いたり陸地では重い荷物を引いたり、猟犬としてもオールラウンドに活躍していました。
    また水が好きで泳ぐのも得意なため、水難救助の仕事もこなしてきました。

    ニューファンドランドを飼うにあたって心配な病気

    胃拡張・胃念転症候群

    胃が拡張しガスで膨れ、ねじれ(捻転)を起こすことで発生します。緊急性が高く即処置が必要です。
    胃に食べ物が入っている状態で、激しい運動する事により起きやすい病気です。散歩は食後に行わないようにしましょう。

    股関節形成不全

    成長する過程で股関節が歪んでしまい脱臼などを起こす病気になります。
    遺伝性疾患ですが、早期発見により有効な治療が行えます。


    チェリーアイ

    目頭には第三眼瞼と言う人間にはない組織があり、その部分が赤く腫れあがり目から飛び出してしまう病気をチェリーアイと言います。
    腫れる事で気になり引っ掻いてしまい角膜炎などを併発してしまう事がありますので注意が必要です。

    まとめ

    世界中で愛されているニューファンドランドは、とても表情豊かで心優しい性格のため家庭にお迎えしやすい犬種となります。
    散歩の時間を多く取ってあげられる体力のある飼い主さんに向いています。
    被毛が多くダブルコートのため、体臭もそれなりにはあるので皮膚の健康を守るためにも定期的なシャンプーも必要になります。
    よだれも出やすいため、衛生的にもすぐに拭いてあげましょう。
    大型犬は小型犬に比べ色々と飼育費用も高くなりますので、飼う前にしっかりと計画を立ててからお迎えしましょう。

    • 犬種