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コラム

「アラスカンミュート」の性格・見た目・寿命などを解説

アラスカンミュートの性格

性格について

性格は優しくて物静かであり、人懐っこくて愛情深さを持ち合わせています。
人が好きで、一度信頼した飼い主には大変忠実な犬種になります。
子供がいる家庭でも子供の遊び相手になり、とても飼いやすい性格です。
頑固な一面もあり自分がリーダーと思ってしまうので、しっかりとしつけをし主従関係が逆転しないように気をつけましょう。

アラスカンミュートの特徴って?

見た目について

シベリアンハスキーより一回り大きくオオカミのような精悍な顔立ちをしています。
がっちりとした骨格に筋肉質な体格をしておりしっぽは巻きあがっています。


  • ♂体高:63.5cm~71cm 体重38㎏前後
  • ♀体高:58.5cm~71cm 体重34㎏前後
  • 被毛について

    被毛は、ダブルコートとなり換毛期の時期には抜け毛が多いです。
    抜け毛対策、皮膚の健康維持の為、ブラッシングはこまめにしてあげましょう。

    毛色について

    基本的に2色のカラー展開となります。


    グレー&ホワイト、ライトグレー&ホワイト、セーブル&ホワイト、ブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、ホワイト

    寿命について

    平均寿命:10歳~14歳

    アラスカンミュートのルーツ

    極寒のアラスカ西部に住んでいたアメリカ・エスキモーであるマラミュート族と共に生活していました。
    そり、狩猟、漁業と人々の生活の助けとなり活躍していました。
    この時代は、アラスカではゴールドラッシュが起きていて多くの白人が訪れていました。
    当時、白人達の間では賞金を賭けた犬ぞりレースが流行していたことからアラスカンマラミュートの需要が増えていき、レースや使役などのため他の犬種との交配がはじまり、純粋なアラスカンマラミュートはみるみるうちに激減していきました。
    1869年以降は、絶滅の危機にまで陥りましたが、1920年代に一人の愛好家が純血のアラスカンマラミュートを発見し繁殖させ保存運動が始まり繁殖数が増加しました。
    1935年にはAKC(アメリカケンネルクラブ)に正式に登録されました。

    アラスカンミュートを飼うにあたって心配な病気

    胃拡張・胃念転症候群

    胃が拡張しガスで膨れ、ねじれ(捻転)を起こすことで発生します。緊急性が高く即処置が必要です。
    胃に食べ物が入っている状態で、激しい運動する事により起きやすい病気です。散歩は食後に行わないようにしましょう。

    股関節形成不全

    成長する過程で股関節が歪んでしまい脱臼などを起こす病気になります。
    遺伝性疾患ですが、早期発見により有効な治療が行えます。


    白内障

    水晶体が白く濁り視力が低下してしまいます。
    室内や散歩の時に何かにつまずいたり、壁伝いに歩くようになったりします。
    授受に視界も狭くなる事の不安から夜泣きなどもする場合もあります。

    まとめ

    アラスカンマラミュートは、犬そりでは今現在でも評価が高い犬種になります。
    性格も優しく、見た目もかっこいいので飼いたいと思う人は多いのではないでしょうか。
    また、アラスカの犬種なので日本の暑い時期などはエアコンで温度調節は必ず必要です。
    パワーや持久力もあるので散歩の時間も多くとってあげた方がいいでしょう。
    運動不足によるストレスを溜めないためにも、ドッグランなどで走らせてあげるのもいいと思います。
    アラスカンマラミュートを飼うにあたり十分な飼育スペースを準備した上でお迎えしてあげましょう。

    • 犬種