コラム
「日本スピッツ」の性格・見た目・寿命などを解説
日本スピッツの性格
性格について
陽気で好奇心旺盛な遊び好きな性格をしています。とても賢いため飼い主さんの指示を聞き分け忠実に従います。
愛情深く家族や子供に接することができ甘えん坊で、とてもさみしがり屋です。家族と多くの時間を過ごせる環境を整えましょう。
日本スピッツの特徴って?
見た目について
純白のふわふわの豊富な毛で体がつつまれており、特に胸元と尻尾の飾り毛が特徴です。
三角の小さな立耳、先細ったマズルにアーモンド型の黒い目が可愛らしい犬種です。
被毛について
日本スピッツはダブルコートで換毛期には多くの抜け毛があります。長い毛は、毛玉や絡まりになるのでブラッシングをこまめに行いましょう。
月1回ペースのシャンプーを目安にして美しい被毛を保ちましょう。
毛色について
純白のみ認定されています。
寿命について
平均寿命:12歳~14歳
日本スピッツのルーツ
19世紀にシベリア大陸を経由し、日本に渡来した大型犬ジャーマン・スピッツが祖先といわれています。
また、カナダやアメリカから白いスピッツが入ってきてさらに改良されたとされていますが、はっきりとしたルーツは分かっていません。
戦後、純白のスピッツは大ブームを起こし多くの人から愛されるようになります。
しかし、乱繁殖などで犬質が低下して無駄吠えが多い犬として人気がなくなってしまいます。
現在、改良が重ねられて無駄吠えの少ないかわいい家庭犬として人気が再熱しています。
日本スピッツを飼うにあたって心配な病気
気管虚脱
気管虚脱は、空気の通り道である気管が途中で潰れてしまい、呼吸ができなくなってしまう病気です。
いびきをかいたり、「ガーガー」と呼吸するようになります。 早めに病院で診てもらいましょう。
原因のひとつに、サイズの合わない首輪によって首がしめつけられることで気管を圧迫してしまいます。 胴体を固定するハーネスを使うと首への負担が軽減されます。
流涙症(涙やけ)
流涙症は、涙の産生量と排出量のアンバランスにより目に涙が多く溜まり、過剰な涙が目から流れ出ることで起こります。
また、流涙症が原因で犬の目の付近に湿疹や皮膚炎が発生してしまうことがあります。
皮膚炎
アトピー性皮膚炎、膿皮症、マラセチア皮膚炎などに注意が必要です。
ハウスダストや細菌などが原因にならないように室内を清潔に保ちましょう。
まとめ
日本スピッツは、わた飴のようなふわふわな毛におおわれた愛らしい家庭犬です。
寒さには強いですが夏の暑さが苦手なので、夏場の熱中症や室内の温度管理に気をつけましょう。
また、比較的に手足が細いため、子犬期は関節に負担がかかるような激しい運動はさけましょう。
1日2回30分くらいの軽めの散歩は、ストレス解消に効果があるのでとりいれたいですね。
- 犬種