コラム
「ウィペット」の性格・見た目・寿命などを解説
ウィペットの性格
性格について
とても大人しく飼い主さんに従順でしつけやすく無駄吠えはほとんどありません。
ウィペットは、愛情深く家族や子供にも優しく接することができ、飼主さんの気持ちを汲み取ることができる感受性の高さがあります。
また、繊細なところがあるため大きな声できつく叱らないようにしましょう。信頼関係を崩さないように褒めてトレーニングをしましょう。
ウィペットの特徴って?
見た目について
引き締まった体の曲線美がとても美しい犬種です。
半立耳は「ローズイヤー」と呼ばれるウィペットの特徴です。
被毛について
ウィペットの被毛は、艶のあるきめ細かいスムースコートです。
お手入れは、濡れたタオルで体を拭いてあげるだけで十分です。
毛色について
毛色に制限はなく様々な色が容認されています。
単色とホワイトに差し色が入るツートンタイプがあります。
◇単色
・ブラック
・ブルー・・・明るめの灰色
・フォーン・・・明るめのブラウン
・レッド・・・赤茶色
・プリンドル・・・虎の縞模様
◇ツートンタイプ
・ブルー&ホワイト・・・白色をベースに明るめの灰色が入る
・フォーン&ホワイト・・・白色をベースに明るめのブラウンが入る
寿命について
平均寿命:12歳~15歳
ウィペットのルーツ
18世紀にウサギ退治のために、グレーハウンドと小型のテリアを交配させて作出されました。
19世紀になると、イギリスの富裕層の間でドッグレースが流行し始めます。
この流れからグレーハウンドは猟犬からドッグレース用の犬へと変化しました。
しかし、労働者は、グレーハウンドが高価で飼うことができませんでした。
一方、ウィペットは、労働者の間でのドッグレースで大人気となっていきました。
20世紀には、ドッグショーでその美しさが認められ世界中で愛されています。
ウィペットを飼うにあたって心配な病気
皮膚炎
皮膚炎にかかりやすい犬種になります。
アトピー性皮膚炎、膿皮症、マラセチア皮膚炎などに注意が必要です。
ハウスダストや細菌などが原因にならないように室内を清潔に保ちましょう。
白内障
白内障とは、目の中の水晶体の一部や全体が白く濁った状態をいいます。
初期は物につまずくようになり、散歩も嫌がります。 投薬か外科手術が行われます。早期に治療を開始しましょう。
耳介脱毛症
耳介脱毛症は、耳の全体もしくは一部に脱毛が見られる病気になります。血管の走行などが原因と考えられる場合があります。
まとめ
ウィペットは、しなやかな曲線美のすらりとした体と走る姿が美しく魅力的な犬種です。
毎日の運動もしっかり時間をとれる方におすすめです。
ウィペットは、とても寒がりなので洋服を着せてあげて寒さ対策をしてあげましょう。
暑さも苦手なので、散歩は早朝や夕方に暑い時間をずらして行いましょう。
- 犬種