コラム
「ミニチュアピンシャー」の性格・見た目・寿命などを解説
ミニチュアピンシャーの性格
性格について
元気で遊び好きで、陽気で好奇心旺盛な性格をしています。飼い主さんにはとても甘えん坊な一面もあり愛らしい犬種です。
フレンドリーですが初対面の人には少し警戒して吠える場合があります。相手の大きさ関係なく立ち向かう恐れ知らずで勇敢なところもあります。
ミニチュアピンシャーの特徴って?
見た目について
引き締まったスリムな体に細い手足をしています。
被毛について
ミニチュアピンシャーは短毛で下毛のないシングルコートになります。冬の散歩の時は服を着せてあげて寒さ対策はしっかりとしてあげましょう。
短毛の為、カットなどは必要ないですが、皮膚病予防の為にもシャンプーは定期的に行ってあげましょう。
皮膚を傷つけない為に、ブラシもラバーブラシでといてあげるとのが最適です。
毛色について
ディアレッド、レディッシュブラウン、ブラック&タン、チョコレート&タン
寿命について
平均寿命:12歳~16歳
ミニチュアピンシャーのルーツ
ミニチュアピンシャーは、ドイツ生まれの犬種でドーベルマンに間違えられる事がありますが、ドーベルマンとは異なる犬種になります。
実はミニチュアピンシャーの方が歴史が長い犬になります。
ドイツでは、素早しっこさも兼ね揃えていてネズミ捕りがうまく、よく吠えるので番犬として飼われていました。
またアメリカで1929年に、ミニチュアピンシャークラブが設立されると、愛玩犬とし一気に人気犬種となりました。
日本には、1960年代頃から多く輸入されるようになり日本でも人気の犬種となりました。
ミニチュアピンシャーを飼うにあたって心配な病気
軟口蓋過長症
軟口蓋(なんこうがい)とは、口腔の上側の硬い天井部分の奥に続く柔らかい部分です。
その軟口蓋が、正常よりも長いことを、軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)といいます。 軟口蓋が長いと、空気の通り道を狭くして、呼吸に障害が出てくることがあります。
骨折
骨が細いミニチュアピンシャーは骨折のリスクが高い犬種になります。
段差から飛び降りたり抱っこしている中で滑って落としてしまうなど骨折のリスクは生活の様々な場面にあります。
転倒や転落に気を付け十分な運動をさせ骨折のリスクが下がるよう筋肉をつけてあげましょう。
レッグ・ペルテス症
大腿骨頭(太ももの付け根)への血液供給が悪くなり大腿骨頭が壊死してしまう病気になります。
小型犬に多く発症する病気になります。
鎮痛剤投与や運動制限で様子をみていきますが、症状が重度となると外科的治療法に移行していきます。
まとめ
ミニチュアピンシャーは、比較的に病気になりにくいといわれているとても飼いやすい犬種となります。
足の関節に負担がかからないように、お部屋がフローリングなどの場合は、足が滑らないような対策をしてあげましょう。
また、スタミナがあり活発な犬種なので、自宅以外での散歩時や外での遊びの際は骨折に注意しながら遊びましょう。
ミニチュアピンシャーは、非常に寒さに弱い犬種となりますので、寒さ対策や乾燥対策はしてあげましょう。
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