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コラム

「チャウチャウ」の性格・見た目・寿命などを解説

チャウチャウの性格

性格について

冷静で物静かなので感情を大きく表すことがあまりなく、飼い主さんへ寄り添ってくれるやさしい性格をしています。
マイペースなため、遊びなどで集中力がきれてしまい、飽きっぽいところがあるのでいろんな遊びを混ぜてあげましょう。
飼い主さん以外の知らない人には、警戒心から攻撃的になる事もあります。
子犬期から、周囲の環境に慣れるようにしつけを行いましょう。

チャウチャウの特徴って?

見た目について

ライオンのような見た目に筋肉質な体格をした中型犬です。
舌の色が少しブルーブラックなのは、チャウチャウ特有の色になります。


  • ♂体高48~56㎝ 体重20~32㎏
  • ♀体高46~51㎝ 体重20~32㎏
  • 被毛について

    毛量が多くダブルコートとなっており抜け毛が多く、ブラッシングは必須になる犬種です。

    ふわふわな毛量の多さから暑さに弱く、寒さには強いとされています。

    毛色について

    レッド、ブラック、フォーン、クリーム、ホワイト、ブルー

    寿命について

    平均寿命:12歳~14歳

    チャウチャウのルーツ

    チャウチャウは、中国2000年の歴史を持つ犬と言われています。
    中国の華北地方を原産とする犬種ですが分かっていない事も多く、歴史には3つの説があります。
    様々な言い伝えがありどのルーツが正解なのかわかりません。

    ・サモエドとチベタン・マスティフの交雑種に由来すると言う説。
    ・古代犬種で農耕や狩猟といった様々な作業犬とし活躍していた説
    ・中国の古代犬種、ハン・ドックの子孫でチベタン・マスティフとの交配で生まれたと言う説

    1800年頃にイギリスへ数頭のチャウチャウが渡ったとされています。
    1925年に、世界最大のドッグショーへ出たことによって多くの人に知られるようになりました。
    日本では、1970年代の高度成長期の時代にカラーテレビのCMで登場し愛らしい姿から人気になりました。

    チャウチャウを飼うにあたって心配な病気

    軟口蓋過長症

    上顎の奥の部分を軟口蓋といい、軟口蓋が普通より長くなっている場合は気道をふさいでしまい息がしにくくなる病気を、軟口蓋過長症と言います。
    鼻からグーグー音が聞こえたり食事を与えた際にむせたりしていると軟口蓋過長症の可能性が高いので動物病院に相談しましょう。

    外耳炎

    外耳炎とは、耳の穴の入り口から鼓膜までの通り道である外耳道(垂直耳道と水平耳道)で炎症が起こっている状態のことです。
    日頃から耳のお手入れはかかさずケアしてあげましょう。最悪の場合、聴覚障害を引き起こしてしまう事もあります。
    悪化してしまった場合は点耳による治療を開始して悪化を防ぐのが重要です。

    熱中症

    チャウチャウは、温度調節が苦手で、毛量が多く体の熱を逃がしにくいため熱中症にかかりやすい傾向があります。暑い時期などは、室内の温度調整や涼しい時間の散歩にしてあげましょう。

    まとめ

    チャウチャウは、しかめっ面だけど埋もれがちなつぶらな瞳が愛くるしい魅力があります。
    静かで温和な性格で、ライオンのようでクマのような愛嬌のあるお顔がたまらないと言う人におすすめです。
    独立心が強く頑固な一面がありますが、子犬の時期からしっかりとコミュニケーションを取り良好な関係を築いていきましょう。

    • 犬種