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コラム

「アフガンハウンド」の性格・見た目・寿命などを解説

アフガンハウンドの性格

性格について

明るく友好的で優しい性格ですが、独立心の強さのため、飼い主さんからはマイペースで少し頑固に見えてしまう事があります。
興味がある事も興味がないように装う事もあり、ツンデレな部分が猫のような性格といわれています。
賢いため自ら考え行動してしまうので、しつけは根気よくコツコツとする事が大切です。

アフガンハウンドの特徴って?

見た目について

風になびくほど綺麗な長い毛が特徴的で、見た目もエレガントなので世界の富裕層に愛されています。


  • ♂体高68~74㎝ 体重26~34㎏
  • ♀体高63~69㎝ 体重26~34㎏
  • 被毛について

    背中の一部と顔以外は、長くて柔らかい直毛に覆われています。
    アフガンハウンドは、シングルコートになり換毛期にごっそり抜ける事はないのですが、体が大きい分それなりの抜け毛はあります。
    柔らかい絹糸の様なストレートロングな被毛は、頻繁にブラッシングではなくコームなどで毛が絡まないようにといてあげるのがポイントです。
    家庭ではケアしやすい長さにトリミングしてあげるのも良いでしょう。
    毛の長いアフガンハウンドは、ピンブラシやコームでのケアを日課にできる人にオススメです。

    毛色について

    アフガンハウンドの毛色は、あらゆる毛色が許容されています。
    ・ホワイト 【クリ-ム・ホワイト】
    ・ゴールド 【ゴールドブラックマスク】
    ・クリーム 【クリームブ・ラックマスク】【クリーム・ブリンドル】【クリーム・ドミノ】
    ・シルバー 【シルバー・ブラックマスク】
    ・レッド  【レッド・ドミノ】【レッド・ブリンドル】【レッド・ブリンドル・ドミノ】【レッドブラックマスク】
    ・ブラック 【ブラック&タン】【ブラック&シルバー】【ブラック&ブリンドル】【ブラック&クリーム】
    ・ブルー  【ブルー・ドミノ】【ブルー・クリーム】【ブルー・クリーム・ドミノ】【ブルー・ブリンドル・ドミノ】
    ・ブリンドル【ブリンドル・ドミノ】【オイスター・ブリンドル】

    寿命について

    平均寿命:12歳~14歳

    ここ数年でフードも色々な物が出て医療も発達していますので寿命はあくまでも目安となります。
    飼育環境により変化しますので、健康管理には気を付けてあげましょう。

    アフガンハウンドのルーツ

    アフガンハウンドはとても歴史が古い犬種と言われています。
    その起源はエジプトまで遡り、はっきりとしたルーツは不明とされています。
    旧聖書の『ノアの箱舟』に乗った犬と言う言い伝えが残っています。
    紀元前4000年頃のアフガニスタンの壁画にはアフガンハウンドによく似た犬が描かれています。
    ヒョウやオオカミ、シカなどを狩る猟犬、家畜を守る番犬として遊牧民に親しまれてきました。
    また、18世紀にイギリスに持ち込まれ他の犬との交配が始まり、20世紀の初めの頃にドックショーなどに出されるようになり、その美しい姿から貴族の間で大人気の犬種となりました。

    アフガンハウンドを飼うにあたって心配な病気

    外耳炎

    アフガンハウンドは外耳炎になりやすい傾向があります。
    立ち耳の犬種より通気性が悪く湿ってしまうため、様々な耳の病気に繋がる恐れがあります。
    日頃から耳のお手入れはかかさずケアしてあげましょう。
    最悪の場合、聴覚障害を引き起こしてしまいます。悪化してしまった場合は点耳による治療を開始して悪化を防ぐのが重要です。

    壊死性脊髄障害

    脳の大脳皮質と言う部分に現れ次第に広がっていきます。
    症状としては発作、視覚障害などが起こり、脳の異常個所が広がるとグルグル歩き続けます。
    残念ながら治療法は確立されてなく、発作が繰り返しおきたり誤嚥で死んでしまうケースが多いです。飼い主さんによっては安楽死を選択する事もあります。

    胃拡張・胃念転症候群

    胃がガスで膨れ、胃のねじれや液体が溜まります。
    胃に食べ物が入っている状態で、激しい運動する事により起きやすい病気です。散歩は食後に行わないようにしましょう。
    やむを得ず食後の散歩の場合は、食後1時間はあけてから散歩に出かけましょう。

    まとめ

    アフガンハウンドはその名の通り、原産国はアフガニスタンの犬種です。
    アフガニスタンの乾燥した地域で生まれた犬種であるため、日本の湿度の高い環境や暑さにはあまり強くありません。
    湿度や温度調整ができ美しい毛質を保つ為には室内飼育が最も適しています。
    元々は猟犬の為、運動量が豊富なので十分な散歩は必要となります。運動不足によるストレスを溜めないようにしましょう。

    • 犬種