コラム
「バーニーズ」の性格・見た目・寿命などを解説
バーニーズの性格
性格について
バーニーズは、とても温和で飼い主さんへの忠誠心が高く家族へも愛情深くふれあうことができる優秀な家庭犬です。
子犬の頃は少し好奇心旺盛でヤンチャな子が多いですが、大人になるにつれ落ち着き飼主さん想いの良きパートナーとなります。
また、自分で考えて行動ができる賢さをもっていて飼い主さんを楽しませようと遊びに誘うかわいい性格をしています。
バーニーズの特徴って?
見た目について
漆黒に茶色の差し色が入った毛色がたいへん美しく、落ち着いた雰囲気がある大型犬です。
被毛について
毛質は光沢があり大変滑らかな毛並みをしており、ストレート、ウェーブがかったダブルコートになります。
厚いダブルコートのため寒さには強く、暑さには弱い犬種になります。
毛量が多く絡まりやすいので、日々のブラッシングは必要になります。
毛色について
白・茶・黒のトライカラー
リッチタンと呼ばれる左右非対称なマーキングが、目の上、頬、胸、足に入りバランスのとれた配色です。
寿命について
平均寿命:9歳~11歳
ここ数年でフードも色々な物が出て医療も発達していますので寿命はあくまでも目安となります。
飼育環境により変化しますので、健康管理には気を付けてあげましょう。
バーニーズのルーツ
2000年以上前からアルプスの非常に寒い気候の中、牧羊犬、護衛犬、作物等を積載した重い荷馬車を引くなど運搬の仕事えをしていました。
運動量が多く力仕事が必要とした仕事が得意な犬種として知られています。
自動車や蒸気機関車が登場してからは、バーニーズの活躍の場は激減し一時は数が非常に少なくなり、絶滅寸前まで追い込まれましたが熱心なブリーダーや愛好家達がバーニーズの復興に乗り出しました。
コンパニオンドッグとして見直されてから世界中の人に愛され数も増え、1902年頃からバーニーズはドッグショーにも出されました。
当初1900年代には『デュールベッヘラー』と言う名前で呼ばれていましたがドッグショーへの参加をきっかけに原産地の名前を取り1910年にバーニーズ・マウンテン・ドッグと変更されました。
山の犬と言う意味ではなく、山岳地方での活動に耐えられる意味でその名をつけられました。
バーニーズを飼うにあたって心配な病気
悪性腫瘍(癌)
大型犬がかかりやすい悪性腫瘍(癌)でも組織肉球種、血管肉腫、骨肉腫などがありこれらの癌は抗がん剤による治療の効果が認められています。
早期発見する為にもバーニーズは定期健診、健康診断はかかせません。
無菌性髄膜炎
大型犬で生後4ヶ月~24ヶ月頃に主に発症が見られる病気になり遺伝的な素因があると考えられます。
歩行異常や背中を丸める、高熱や嘔吐など、その他腹痛や嘔吐も症状の一つになります。
無治療でいると取り返しがつかなくなるので早期発見、早期治療が最も重要になります。
肘関節形成不全
大型犬に多くみられ生まれつき肘に異常が発生してしまう病気で成長期に急速な成長、体重増加が原因と言われております。
歩行に異変を感じたり立つことができなくなります。
症状が軽い時は食事制限で体重管理や運動を控え重症になると手術になります。
まとめ
バーニーズマンウテンドッグは、通称バーニーズの愛称で日本でも多くの人に親しまれています。
とても忠実でフレンドリーかつ穏やかな性格が好まれて欧米では大人気の犬種で世界中でも良く知られている大型犬になります。
力強く体力もある為、日々の散歩での運動は欠かせませんので運動ができる体力のある人にオススメの犬種です。
信頼関係をしっかりと築く事で最高のパートナーとなるバーニーズとのかけがえのない素敵な時間を過ごしましょう。
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