コラム
「ペキニーズ」の性格・見た目・寿命などを解説
ペキニーズの性格
性格について
独立心が強くマイペースで頑固で媚びないと言われる事がありますが、飼い主さんには甘える姿をみせてくれます。
ペキニーズの多くは、忠実で家族にとても愛情深く接することができるやさしさをもっています。
また、小さくておっとりとしたイメージ通り穏やかな性格をしています。
ペキニーズの特徴って?
見た目について
短い鼻とまんまるな瞳、フワフワな毛におおわれています。
カラーなども多彩にあり顔だけが黒いブラックマスクと言う少し変わったペキニーズもいます。
被毛について
硬くて長毛、ストレートな毛でダブルコートになります。
アンダーコートとオバーコートの2層構造となるため、日々のブラッシングが重要になります。
毛色について
・ホワイト
・フォーン
・ブラック
・レッド
・クリーム
・セーブル
・パーティー
寿命について
平均寿命:12歳~15歳
ここ数年でフードも色々な物が出て医療も発達していますので寿命はあくまでも目安となります。
飼育環境により変化しますので、健康管理には気を付けてあげましょう。
ペキニーズのルーツ
ペキニーズは、かなり古い犬種であり残されている記録によると、8世紀の唐の時代までさかのぼれる犬種になります。
王宮で大切に飼われていましたが、アヘン戦争で戦ったイギリス軍により1860年頃にイギリスに渡りました。
1893年には、ドッグショーに登場したことで一般的にも知れる事となりました。
のちに、パグやシーズー狆などのルーツとなった犬種です。
ペキニーズを飼うにあたって心配な病気
眼瞼炎
外傷での傷や細菌の感染、アレルギーや寄生虫などが原因により引き起こしてしまいます。
瞼の周りの赤みや痒みがひどい場合は眼瞼炎の可能性があります。
椎間板ヘルニア
短足で頭が重い為、頸部ら足腰に負担がかかりやすく骨格上椎間板ヘルニアだけではなく頸椎や腰椎ヘルニアにもなりやすい傾向があります。
体重を増やさない、フローリングなど床を滑らないように対策する必要があります。
短頭種気道症候群
顔や首の構造上、呼吸がうまくできない事がありその名称を短頭種気道症候群と言います。
気管が潰れる気管虚脱、鼻の穴が狭くなる鼻腔狭窄、上あごの肉が垂れる軟口蓋過長になどにより息遣いが荒くなり、呼吸困難やいびきのような呼吸になってしまいます。
まとめ
ペキニーズは、神聖な犬とし宮廷で大切にされてきた歴史のある愛玩犬になります。
甘えることが上手でかわいらしいしぐさは飼い主さんにはたまらないはずです。
少し頑固な一面も垣間見えますが、子犬の頃よりしっかりしつけることで解決できるでしょう。
マイペースな性格が多い犬種なので、日々のコミュニケーションで最高のパートナーとして絆を築きましょう。
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