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コラム

「マルチーズ」の性格・見た目・寿命などを解説

マルチーズの性格

性格について

とても大人しく抱っこされる穏やかな愛玩犬として育てられてきた歴史があります。
マルチーズは、見た目のかわいさの通り、とても甘えん坊で明るい性格です。
飼主さんに従順で、いたずらをして叱られると素直に反省します。
甘え上手な子が多いため、しつけは褒めながらきちんと行いましょう。

マルチーズの特徴って?

見た目について

小さな体に輝くような純白の被毛におおわれているのが特徴です。
床に届くほど伸びる直毛で、しっぽも豊かな飾り毛があります。
目は大きな子が多く、黒色の鼻が可愛くてくっきりしているお顔を引きたててくれています。


  • ♂体高:25cm~27cm 体重:4.5kg~8kg
  • ♀体高:20cm~23cm 体重:2kg~3kg
  • 被毛について

    長毛種のシングルコートで抜け毛は比較的少ないです。やわらかい絹のような毛は、毛玉になりやすいためこまめなブラッシングやトリミングが必要です。

    毛色について

    ・ホワイト・・・純白やピュアホワイトといわれています。
    ・淡いタン(茶色)
    ・レモン色

    寿命について

    平均寿命:14歳

    ここ数年でフードも色々な物が出て医療も発達していますので寿命はあくまでも目安となります。
    飼育環境により変化しますので、健康管理には気を付けてあげましょう。

    マルチーズのルーツ

    紀元前1500年頃、地中海のマルタ島(現在のマルタ共和国)に、フェニキア人の船乗りが持ち込んだ犬が祖先だといわれています。
    そのため、マルチーズという名前は「マルタの犬」という言葉からきています。
    マルタ島がイギリス領となった1813年以降には、マルチーズはビクトリア女王をはじめ多くの王室貴族に愛されてきました。
    その後、イギリスからヨーロッパ全土に広がり、さらに世界中で人気の犬種になりました。
    日本では、1968年から17年間も登録件数首位の人気を独走しており、現在でも常に人気犬種に選ばれています。

    マルチーズを飼うにあたって心配な病気

    流涙症

    涙が涙管からうまく排出されないために涙があふれ出て、目の周りや鼻の脇に「涙やけ」と呼ばれる色素沈着が起きることを流涙症といいます。
    獣医師の指導の元、結膜炎や角膜炎が原因の場合は点眼治療を行います。逆まつ毛が原因であれば手術になることもあります。

    膝蓋骨脱臼

    膝の皿の骨が正常な位置から外れてしまうことをいいます。
    先天性と後天性があり、先天性は生まれつき膝の関節を覆う筋肉や骨の形などに異常があり、それが原因で脱臼を起こしてしまいます。
    後天性の原因は、物理的なケガの影響や生活環境で発症します。室内であっても高い所から飛び降りたり滑りやすい床の上での生活などを避けましょう。

    僧帽弁閉鎖不全症

    心臓病のひとつで、心臓の左心室と左心房の間にある僧帽弁が上手く閉じなくなる病気です。健康診断を受けていれば、心雑音として早期に異常が発見できます。

    まとめ

    マルチーズは、とても甘え上手な人懐っこい小型犬です。
    シングルコートのため抜け毛が少なめなところも飼いやすいポイントです。
    美しい被毛をキープするため定期的にトリミングが必要になります。短めにカットしてもらったり、トリマーさんのおすすめにしてもらったり、いろいろ選べる楽しさがあります。

    • 犬種