コラム
「秋田犬」の性格・見た目・寿命などを解説
秋田犬の性格
性格について
秋田犬は、飼主さんに忠誠心が厚く従順で素直な性格といわれています。
温和で甘えん坊な姿は、飼主さんだけにみせてくれます。
とても利口でリーダーとなる飼い主さんと家族以外には懐きにくいです。
そのため、警戒心から他の犬に攻撃的に吠えてしまうこともあります。
子犬時代から、指示を聞けるようにトレーニングをする必要があります。
秋田犬の特徴って?
見た目について
がっしりとした体に厚めの三角の耳、つぶらな目をしています。
大型犬だけあって、前足は大きく太い巻尾も特徴です。
被毛について
秋田犬の被毛は、寒さに強いダブルコートです。短毛の直毛で換毛期には、たくさんの毛が抜けるので頻繁にブラッシングを行いましょう。
毛色について
秋田犬の毛色は、白毛以外は、体の下側のあごや胸元とお腹が白いのが特徴です。
・赤・・・最も秋田犬として多い、茶色と白のツートンカラー
・白・・・全身真っ白
・虎・・・黒や茶色の毛のまだら模様
・胡麻・・・茶色をベースに毛先に黒色が混じるタイプ
・黒・・・黒色をベースに白色がはいっている
寿命について
平均寿命:11歳~13歳
ここ数年でフードも色々な物が出て医療も発達していますので寿命はあくまでも目安となります。
飼育環境により変化しますので、健康管理には気を付けてあげましょう。
秋田犬のルーツ
秋田犬は、戦争で絶滅の危機が起こり天然記念物に指定されている日本で唯一の大型犬になります。
熊の猟犬の秋田マタギ犬が先祖といわれています。
江戸時代から明治時代に闘犬に出すために、大きい西洋犬と交配を重ねて大型化していきました。
近年では、映画「忠犬ハチ公」で話題となり海外からも愛される日本が誇れる犬種です。
秋田犬を飼うにあたって心配な病気
眼瞼内反症
まつ毛が目の中に入ることで、結膜炎や角膜の炎症を引き起こす症状です。
一般的には点眼による治療になり症状が重い場合は、外科治療を行います。
甲状腺機能低下症
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの分泌が少なることで体に様々な不調が起こることです。
太りやすくなる、元気がなくなるなどの症状がでます。
定期的に血液検査を行うことで早期の発見へつながります。
胃捻転
大型の犬種がなりやすい傾向にあります。
食べ物、液体などで胃が膨張してねじれてしまい治療をしなければ死にいたる病気です。食後にすぐ運動や遊びを行うのを避けましょう。
まとめ
秋田犬の愛情深く寄り添ってくれる姿はかわいらしいですね。
やさしくて利口な故、飼主さんを守ろうとする思いが強いため、他の犬などと接した時にトラブルにならないように、きちんとしたしつけができるようにしましょう。
また、秋田犬は、体力があり運動量が他の犬種より多いです。
そのため、毎日の散歩を行いストレスをためさせないようにしましょう。
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