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コラム

「ヨークシャーテリア」の性格・見た目・寿命などを解説

ヨークシャーテリアの性格

性格について

テリア由来の陽気で活発な性格をしています。
人懐っこく甘えるのが上手でさみしがりやな面もあります。
テリトリー意識から大型犬にもひるまず立ち向かっていくほど勇敢です。
負けん気が強いので、主従関係のしつけをきちんと行うと賢い犬種なので習得が早いでしょう。

ヨークシャーテリアの特徴って?

見た目について

くっきりとした黒い瞳と光沢のある被毛をもち「動く宝石」といわれています。
チワワに次ぐ小さな体で愛玩犬の代表的存在になります。


  • ♂体高:19cm~23cm 体重:2kg~3kg
  • ♀体高:17cm~22cm 体重:2kg~3kg
  • 被毛について

    ヨークシャーテリアは、シングルコートのため抜け毛は少ないです。
    しかし、シルキーコートと呼ばれる手触りのよい毛質は毛玉ができやすいため、こまめなブラッシングと定期的なトリミングを行いましょう。

    毛色について

    子犬期は、ブラック&タン、成長するにつれてブッラクからダークスチールブルー&タンに変わり2歳頃には、スタンダードの毛色になります。
    その後は、タンの色が薄くなったりゴールドの色が入るなど個体差があります。変化していく毛色と艶のある毛質は魅力ですね。

    ・ダークスチールブルー&タン
    唯一スタンダードとされる毛色で、青みの強い灰色と濃い赤茶色の組合せになります。

    ・ブラック&タン
    ブラックに薄い茶色が入ります。子犬期は、ほとんどこの毛色になります。

    ・ブラック&ゴールド
    ブラックにゴールドが入ります。タンの部分が光沢のある美しいゴールドに変化した毛色です。

    ・スチールブルー&ゴールド
    灰色にゴールドが入ります。艶のある美しいブルーとゴールドの毛色です。

    寿命について

    平均寿命:14歳~16歳

    ここ数年でフードも色々な物が出て医療も発達していますので寿命はあくまでも目安となります。
    飼育環境により変化しますので、健康管理には気を付けてあげましょう。

    ヨークシャーテリアのルーツ

    19世紀のイギリスの工場地帯のヨークシャー地方でネズミを捕るために家庭の使役犬として活躍していました。
    当時の姿は、現在より大きく5kgを超えていたといわれます。
    ネズミ捕りのために、マンチェスターテリアやマルチーズなどとの交配を行い小型化していったようです。
    やがて小さな体や被毛の美しさから、上流階級の貴族の間で愛されるようになります。
    日本へは、1950年以降に愛玩犬として入ってきました。
    「ヨーキー」と呼ばれ、上品で気品のあるヨークシャーテリアは、国内でも多くの愛好家がいます。

    ヨークシャーテリアを飼うにあたって心配な病気

    水頭症

    脳内に脳脊髄液が何らかの原因で過剰になり脳を圧迫し脳神経組織の機能が低下した状態が水頭症です。
    幼犬時に発症することが多く、ふらつく歩行をしているなど様々な症状があります。
    頭に強い衝撃を受けないように気をつけてあげることも大切です。

    気管虚脱

    気管虚脱は、空気の通り道である気管が途中で潰れてしまい、呼吸ができなくなってしまう病気です。
    いびきをかいたり、「ガーガー」と呼吸するようになります。 早めに病院で診てもらいましょう。
    原因のひとつに、サイズの合わない首輪によって首がしめつけられることで気管を圧迫してしまいます。
    胴体を固定するハーネスを使うと首への負担が軽減されます。

    膝蓋骨脱臼

    膝の皿の骨が正常な位置から外れてしまうことをいいます。
    先天性と後天性があり、先天性は生まれつき膝の関節を覆う筋肉や骨の形などに異常があり、それが原因で脱臼を起こしてしまいます。
    後天性の原因は、物理的なケガの影響や生活環境で発症します。
    室内であっても高い所から飛び降りたり滑りやすい床の上での生活などを避けましょう。

    まとめ

    可愛いお顔と気品がある姿は世界中で愛されています。
    何より人懐っこい性格が飼いやすいポイントとトリミングでいろんなカットスタイルが楽しめるのも魅力ですね。

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