コラム
「トイプードル」の性格・見た目・寿命などを解説

「トイプードル」の性格
性格について
明るく温厚な性格のため、人や犬に対して上手に接することができます。
また、非常に賢いため、しつけがしやすい犬種です。
ただ、賢いがために甘やかしていると「飼い主さんより自分の方が賢い!」なんてわがままに育つことも…
子犬の時からきちんとしつけていくことが必要です。
トイプードルの特徴って?
見た目について
つぶらな瞳が愛くるしくふわふわの巻き毛が特徴的です。
体長と体高がほぼ同じの「スクエア体型」でバランスの取れた見た目をしています。
プードルのサイズによって種類は、『スタンダード』『ミディアム』『ミニチュア』『トイ』『タイニー』『ティーカップ』の6つに分かれています。
個体差はありますが、オスのほうがややメスより大きく育ちます。
被毛について
トイ・プードルの毛は巻き毛がかわいいだけでなく毛が抜けにくく体臭も少ないです。
そのため、アレルギー体質の人も飼いやすい犬種といわれています。
ただ、抜けにくい巻き毛がゆえに絡まりやすく毛玉ができやすい毛質なのです…
こまめなブラッシングと月一で「トリミング」に連れて行ってあげることが好ましいです。
おしゃれにカットしてあげれることもこの犬種を飼う楽しみの一つともいえるでしょう!
また、シングルコートなので寒さが苦手な犬種になります。
寒さ対策でお洋服を着せてあげるといいでしょう。
毛色について
トイプードルの毛色は実に10種類以上あるといわれており
人気の「ブラウン」「レッド」系やクールな「ブルー」「グレー」「ブラック」系、かわいい「クリーム」「アプリコット」系などバリエーションが豊富です。
トイプードルは、年を重ねるごとに毛色が変化して退色していきます。
寿命について
トイ・プードルの寿命は小型犬の中でも長い方だといわれています。
平均寿命:15歳
ギネス記録はなんと20歳!
人間に換算すると100歳を超えるそうです。
トイ・プードルのルーツ
起源については不透明な部分が多いですが、フランスまたはドイツが原産とされています。
トイ・プードルの祖先であるプードルはもともと水鳥猟で獲物を回収をする水猟犬でした。
プードルはドイツ語の「プデル(水を跳ね返す)」が由来とされています。
フランスでは「カニシュ(カモを獲る犬)」と呼ばれていたこともあります。
16世紀にフランスの貴婦人たちの間でプードルが大流行し、愛玩犬として小型化されていきます。
その後18世紀にさらにプードルの小型化が進んだ結果「トイ・プードル」が誕生しました。
トイプードルを飼うにあたって心配な病気
膝蓋骨脱臼(パテラ脱臼)
膝関節が脱臼してしまうトイ・プードルに多い疾患です。
膝蓋骨(膝のお皿)が内側や外側に外れることが原因です。
生まれつき外れやすかったり、足を捻ったことなどが原因の場合があります。
滑りやすいフローリングや肥満などで悪化したり、発症するケースも少なくないので環境の見直しや愛犬の体調管理を行ったりすることで事前に防ぎましょう!
白内障
目の中の水晶体が白濁し、視力が低下してしまう病気です。
多くの場合が高齢化に伴い発症します。
外耳炎
たれ耳であり耳の中にも毛が生えるため、通気性が悪く蒸れやすいため外耳炎を患うことが多いです。
アレルギーや油脂の過剰な分泌でも起こるケースがあります。
定期的なお手入れや耳の中のチェックを行うことで防ぐことが可能です。
まとめ
トイプードルは、活発で遊ぶことが大好きなワンちゃんです。
運動不足にならないようにたっぷり遊んであげましょう。
トイプードルは、表情が豊かで人懐っこくフレンドリーで優しい性格なのも魅力ですね。
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