お役立ち情報Column

  1. TOP
  2. お役立ち情報
  3. 犬が外でしかトイレをしない理由とトイレトレーニングの方法は?

お役立ち情報

犬が外でしかトイレをしない理由とトイレトレーニングの方法は?

犬が外でしかトイレをしない理由は?

マーキングの習慣化

去勢をしていない雄犬は、縄張り意識が強く、おしっこの匂いを残すようにマーキングをします。
つまり他の犬がしたおしっこの所へ自分の存在をアピールするためにマーキングを行います。
犬同士のコミュニケーションの一つですが、マーキングをしている流れでトイレをすることがあります。
去勢をするとマーキング行動が激減します。

家の中は寝床と思っている

犬の祖先の狼は、敵に見つからないように巣穴の寝床には排泄をしない習性がありました。
犬も自分の寝床では、排泄をしようとしません。
そのため家の中で寝床とトイレトレーが近いと排泄をためらったり我慢してしまいます。
家全体を寝床と認識し、寝床の近くに排泄したくないため外でしかしないようになります。

トイレの失敗の経験を勘違い

犬は飼主さんに従順なため、飼主さんが望むように行動したがります。
室内のトイレではない場所で粗相をし、強く叱られた経験があると、家の中でトイレをしたら怒られ、外でしないといけないと認識した可能性があります。
犬がトイレを失敗しても、感情にまかせて叱らず冷静になって淡々と掃除を行うようにしましょう。

散歩のルート、時間の固定化

毎日のルーティンで散歩に行くことは、飼主さんと犬のコミュニケーションや健康に多くの効果がありますが、散歩のルート、時間が決まっていると犬は同じ場所と同じ時間に排泄するようになります。
散歩のルートを変更して、犬に刺激を与えたり時間も少しずらしてみる工夫をしてみましょう。

外でしかトイレをしないデメリット

トイレの回数が不足している

成犬であれば通常のトイレの回数は、個体差はあるものの1日に3回~6回程トイレに行きます。
散歩の時だけトイレをする習慣にしてしまうと、普段は我慢している状態で、排泄の回数が足りていません。
犬のストレスの積み重ねと健康問題も心配されます。

ペットホテル、入院時のトイレ問題

飼主さんの帰省や旅行、愛犬の入院の際にトイレシートでトイレが出来ないと困るケースが予想されます。
ペットホテルでの散歩が屋外ではなく、施設内だけの所がある場合や必ずしも排泄のタイミングと散歩が合うかどうかは難しいといえます。
また動物病院に入院した際には、散歩に行けない時には排泄を我慢してしまい愛犬が辛い思いをしてしまいます。

病気のサインを見逃す危険

犬が散歩の時にしかトイレをしないと、アスファルトや草むらの上にした排泄物の変化に気づきにくいでしょう。
血便、血尿などの病気のサインを見逃してしまう可能性があります。

シニアになった時や介護時の負担問題

人間と同じく犬もシニアになると、膀胱の尿を溜める機能が低下していき排尿の回数が増えてきます。
回数の多さと寝たきりの介護では、室内でトイレをしないと、その都度、抱えて外に出なければならず大変な看護となります。

トイレを我慢すると発病する可能性のある病気

膀胱炎

人と同じになりますが、通常は水分と一緒に体の余分なものを膀胱に溜めて排泄していますが、犬も尿が膀胱に長く留まっている状態は雑菌の繁殖を促してしまい炎症を招き膀胱炎を引き起こします。

膀胱炎の初期症状

・排尿時に痛がる
・頻尿
・血尿(尿の色にオレンジ色や赤色が混じる)

尿路結石

尿路結石とは、尿の通り道の尿管や尿道に結石が出来て粘膜を刺激するため痛みが生じたり、排尿が出来なくなる病気です。
尿量や排尿回数が少ないと、尿は濃くなり結石や結晶が出来やすくなります。

尿路結石の初期症状

・元気がない
・嘔吐
・尿が出ない

腎臓病

腎臓は、体の老廃物をろ過しておしっこをつくる役割をしていますが、老廃物が体に溜まり上手く排出できないと腎臓病のリスクが上がります。

腎臓病の初期症状

・尿が出ない
・食欲不振
・下痢・嘔吐・脱水症状

犬が室内でトイレが出来る5つのトレーニング方法

➀散歩時にトイレシーツを利用

犬は足元の触感でトイレをする場所を認識しています。
それを利用してトイレシートの上で排泄をすることをトレーニングします。
毎日の散歩にトイレシートを持参し、排泄のタイミングで足元に敷いてあげましょう。
トイレシートの上で排泄が出来たら大げさに褒めてあげておやつを与えてみましょう。

➁散歩前に先に遊んでトイレを促してみる

犬の排泄をするのは遊んだ後などが多いとされています。
そのため散歩に出かける前に、室内で少しの時間を使って遊んでみましょう。
そして、トイレトレーに連れて行ってトイレを促してみましょう。
この時にすぐ排泄しなくても、トイレをして欲しい圧をかけすぎず、トイレトレーを意識させる程度から慣らしていき、習慣化させましょう。

③人工芝付きトイレトレー・マーキングポール付きの利用

市販のトイレを学習するための人工芝付きトイレトレーやマーキングポール付きを利用してトレーニングを行うことがおすすめです。
まず、人工芝付きのトイレトレーは外の地面の感触と、トイレトレーに重ねてある人工芝の感触が似ているために犬がトイレに慣れやすくなっています。
もう一つの、マーキングポールは片足を上げてトイレをする雄犬のための、トイレスタンドの支柱にトイレシートを巻いたトイレトレーになります。
足を上げてする子は、マーキングポールを目印にトイレをしてくれるので試してみましょう。

④犬のトイレ学習シーツ・トイレ学習スプレーの利用

学習シーツもスプレーも犬がトイレを認識するための匂いが含まれていて、トイレまで誘引する効果が期待できます。

⑤プロのトレーナーの指導

何をしても難しいケースの場合は、犬のしつけのプロのトレーナーさんや獣医師に相談して指導を受けてみましょう。
相談後に速攻でマスター出来ることもあるため、しつけのヒントをもらいましょう。

まとめ

犬がトイレを我慢していることは、病気のサインを見逃してしまったり病気の原因になってしまうことや、ペットホテルなどでの宿泊で排泄の問題で困ることが増えてしまいます。
犬が室内でトイレが出来るようになれば、飼主さんの負担が大幅に減り犬も我慢をしなくて済むために、早急にトイレトレーニングを開始しましょう。
焦らずに練習していくと徐々に室内で出来るようになるため様子をみながらトレーニングに取り組みましょう。

  • しつけ
  • その他