お役立ち情報
小型犬に適切な散歩の時間と回数は?

小型犬の散歩の必要性は?
小型犬に限らず、犬にとって散歩は運動要求を満たしてくれる欠かせない行動になります。
室内だけの運動では補えない運動量やリフレシュ効果も得られます。主な理由になるメリットは次のようなことが挙げられます。
➀日光浴になる
人と同様に太陽光を浴びると、体内時計が調整されます。このことで活発に動いて眠るという一日のリズムを整えることが可能になります。
また日光浴には成長ホルモンや幸せホルモンのセロトニンを分泌して、自立神経を安定させる役割があります。
さらに体内でビタミンDの生成が活発になり免疫力やカルシウムの吸収を向上させてくれます。
適度な日光浴は健康促進になりますが、紫外線にあたり過ぎてしまうと白内障や目の老化につながるため注意しましょう。
紫外線にあたるのは1日に30分から1時間くらいを目安にしてみるといいでしょう。
➁運動不足の解消&肥満予防
犬にはそれぞれ必要な運動量があり、不足すると代謝が落ちて肥満になりやすくなります。
肥満は、足腰の関節に負担がかかり、糖尿病や心臓病の原因になるため日頃から適正体重を意識してあげましょう。
③筋力維持&筋力低下防止
自分の足で歩くことで足の筋力を維持していくことが出来ることは知られていますが、犬もシニアになると筋力が低下していきます。
歩行が困難にならないためにも、筋力を落とさないようにゆっくりとしたペースでも自力で歩けるように散歩に連れ出してあげましょう。
④リフレッシュ効果でストレス解消できる
小型犬は、お留守番で1日中室内にいると刺激が少なくてストレスをため込んでしまいます。これは私たちと同じですね。
散歩で外の空気を吸って、風や色んな匂いを嗅いで探索しながら歩くことは気分転換できてリフレッシュできる心の健康になります。
⑤犬の社会化とコミュニケーション
外で会う知らない人や犬を見たり、コミュニケーションをとることで犬に社会性が身につきます。
犬が新しい環境を学ぶ社会化に役立ち、威嚇や無駄吠えをしないで周囲に適応できるようになります。
そして犬との散歩は、飼主さんとのコミュニケーションをとる楽しい時間になります。犬の散歩中に声をかけてあげてアイコンタクトをとってあげましょう。そうすると、犬も散歩が楽しいと表現してくれるでしょう。
適切な時間と回数は?
一般的に小型犬の散歩の時間は、1回20分~30分の間を目安にしましょう。距離にすると2km~3kmくらいになります。
回数は、1日に2回行うことが理想とされています。
同じ小型犬であっても、愛玩犬と牧羊犬や猟犬として改良されてきた犬種では必要な運動量が違います。
例えば小型犬のジャックラッセルテリアは、パワーと活力の溢れた犬種で大型犬程の運動量が必要です。
そのため体力があり余っているタイプの子は、1回の散歩の時間を延ばしてあげて調整してあげましょう。
以下の主な小型犬種別の理想的な散歩時間を参考にしてみましょう。
『愛玩犬の犬種』 20分~30分
チワワ、マルチーズ、シーズー、狆、パグ、ペキニーズ、ポメラニアン、ヨークシャーテリア
『牧羊犬・猟犬の犬種』 40分~60分
トイプードル、パピヨン、ミニチュアシュナウザー、ジャックラッセルテリア、ミニチュアダックスフンド、ミニチュアピンシャー
散歩のしすぎによる3つのリスクとは?
散歩は適度な運動としてメリットがありますが、過度な散歩は負担になってしまう可能性があります。
特に子犬は夢中で遊んでしまい、体力の限界が分からないため、飼主さんがコントロールしてあげましょう。
散歩のしすぎのサインは、散歩中に呼吸が荒くなり歩く速度が遅くなって、その場に座り込んで動こうとしなくなり、帰宅後は下痢や嘔吐を引き起こすなどがみられます。
➀骨や関節への負担
小型犬は成長期に骨や靭帯に負担をかけてしまうと膝蓋骨脱臼や関節を痛めることによる関節炎を発症してしまうケースがあります。
長時間の散歩や段差などを避けて負担を減らしてあげましょう。
➁疲労による体重減少、体調不良
運動量が多すぎたために、食べて摂取したよりも消費するカロリーが増えて体重の低下や、疲労によって体調を崩して下痢や一時的に食欲が落ちてしまいます。
獣医師に相談して様子見をして、犬の体調が戻るようにしましょう。
③心臓への負担
激しい運動は心臓への負担をもたらすもので、やり過ぎてしまうと健康とは逆効果になってしまいます。
小型犬のシニア期に多い心臓病ですが、過度な運動によって心臓への負担がかかってしまうことは控えてあげましょう。
愛犬と楽しく散歩するコツは?
風景を楽しむ
季節ごとの風景の街並みの新緑や紅葉といった小さな発見を楽しみながら散歩をしてみましょう。
遠目に見える空も季節によって雲の形も変わってくる様子は、ただ眺めていても気分転換になるでしょう。
散歩のルートを変更してみる
いつものコースではなく、新しいルートで散歩をしてみると犬にとっては新たな刺激になります。
興味津々で前に進んで行くのを見ているのも楽しいですね。
犬好きの人とコミュニケーション
お互いに犬を連れてよく顔を合わせるようであれば、自然と会釈やちょっとした会話になることもあるでしょう。
犬も覚えていて会うことが散歩の楽しみの一つになるでしょう。
休憩できるベンチで休む
公園やドッグカフェなどで散歩の合間に、休憩をかねてゆっくりした時間を過ごすとリフレッシュできます。
安全な川辺や景色のいい高台などでの休憩も飼主さんも犬もほっと出来ることでしょう。
他には、いつもの散歩コースでお気に入りの場所を見つけていると散歩の満足度が上がります。
ふれあいの時間
犬との散歩の時間は、大好きな飼主さんが外へ連れて行ってくれる楽しい時間になるように、散歩中に名前を呼んでアイコンタクトをとりながら歩いてみましょう。
そうすると、こちらを見て嬉しそうに歩くようになって、犬の散歩の満足度が上がり、次回も散歩の催促をするかわいい姿をみることが出来るでしょう。
また公園など広い場所では、ロングリードにしてボール遊びをしてあげると喜んでくれるでしょう。
スマホを活用
散歩の記録を写真や動画で残してみるのも散歩のモチベーション維持に効果があります。また、万歩計で歩数を測って記録していくと飼主さんの健康維持やその日の体調の把握にもつながるでしょう。
まとめ
小型犬の散歩の適切な時間は、犬種やサイズによって多少ばらつきがありますが、概ね30分前後を目安にしてみましょう。
個体差があるため、その子に合った運動量はどれくらいのペースでの散歩が適しているのか愛犬の様子を観察してみましょう。
人も犬にも外の世界の刺激は、リフレシュ効果やストレス解消になり多くのメリットがあるため気軽に続けて、愛犬との絆を深めていきましょう。
- しつけ
- 散歩
- その他