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犬のヤギミルクは栄養満点?おすすめの理由と注意点を解説

ヤギミルクとは?

ヤギミルクは、栄養価が高くお腹に優しいことから犬に与えると良いとされて人気が急速に高まっている乳製品になります。
牛乳に比べて低アレルゲンで甘い香りがしているため、食欲のない時には美味しく水分補給ができておすすめです。
今回は、ヤギミルクの栄養価や得られる効果や注意しておきたいことをご紹介します。

ヤギミルクとは?

ヤギミルクは、その名の通りヤギのミルクで牛の牛乳のように、牧場で家畜化されたヤギから搾乳され殺菌後に製品となって市場へ送られ私たちの元に届きます。

ヤギミルクの種類はどんな物があるの?

ヤギミルクは、ほんのりと甘い香りがするのが特徴で、犬にとっては嗜好性が高く喜んで飲んでくれます。
牛乳よりも犬の母乳に近いといわれているため、美味しさに加えてフードの食いつきアップのためにプラスすると効果があります。
ヤギミルクは様々な種類がありますが、主な物は次のようなものがあります。

オーガニック

ヤギの飼育環境から飼料まで、徹底して無農薬で育て搾乳されたミルクをオーガニックヤギミルクといいます。
成長ホルモン剤や抗生物質不使用のオーガニック製法がとられ無添加で温殺菌された粉末で販売されています。
犬にとって高品質で安全なものを選びたいですね。

粉末タイプ

ヤギの飼育環境から飼料まで、徹底して無農薬で育て搾乳されたミルクをオーガニックヤギミルクといいます。
成長ホルモン剤や抗生物質不使用のオーガニック製法がとられ無添加で温殺菌された粉末で販売されています。
犬にとって高品質で安全なものを選びたいですね。

生タイプ

生タイプのヤギミルクは、牛乳飲料のように搾ったミルクを殺菌して販売されています。

冷凍タイプ

ヤギミルクの飲料が冷凍されたものです。賞味期限が比較的に長く、保存しやすいメリットがあります。

ヤギミルクにはどんな栄養があるの?

ヤギミルクには、良質なタンパク質、必須アミノ酸や骨を作るカルシウムなどの成分が含まれています。
ここでは牛乳に比べて特に栄養価が高い成分を紹介します。

タンパク質

ヤギミルクは、動物性たんぱく質が豊富に含まれています。
このタンパク質は、筋肉や血液、臓器、皮膚などの体のあらゆる組織を作る重要な役割をしています。
また体の機能の調整役もこなしていて免疫や代謝、神経伝達の重要な働きを助けるサポート役として働きます。

カルシウム

カルシウムは、必須ミネラルで骨や歯の形成をしており、牛乳よりやや多くヤギミルクに含まれています。
血液中に含まれているカルシウムは、心臓を規則的に鼓動させることや神経を安定させる副甲状腺ホルモンの分化、分裂を促す重要な役割をしています。

タウリン

ヤギミルクには、アミノ酸のタウリンが牛乳の約20倍の量も含まれています。
タウリンは視力の健康維持、心臓の収縮などの役割があります。
さらに肝臓や血糖値、血圧の健康にも関わっています。
犬は体内でタウリンを合成する能力が低いため、食事から補給する必要があります。

カリウム

ヤギミルクに含まれるカリウムは、牛乳の約1.5倍とされています。
カリウムは、ナトリウムとペアになって細胞の浸透圧を調整し、体内の余分な塩分を体外へ送り出す重要な役割を担っています。カリウムは、不足しても過剰摂取してもどちらも健康を損なう可能性があります。
健康であれば余分なカリウムは自然に排出されますが、腎臓に疾患があると高カリウム血症を引起すこともあり注意が必要です。適正量を守りバランス良く取り入れていきましょう。

栄養だけじゃない他にもメリットたくさん!

豊富な栄養のあるヤギミルクですが、他にも期待できるメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは5つのポイントごとに解説します。

➀吸収が早くお腹にやさしい

ヤギミルクの脂肪球は、牛乳に比べて1/6の大きさです。
脂肪球が小さいと、消化酵素の働きですばやく分解が進み体内での吸収が早まります。
消化吸収が早いと下痢や腹痛を起こしにくくなります。

下痢になりにくい

牛乳が苦手な人はお腹がゴロゴロしてしまうことがありますが、それは乳糖を分解する酵素が少ないのが原因です。
ヤギミルクには、そもそもの乳糖が牛乳に比べて少ないのと、殺菌方法が違うため下痢になりにくいとされています。

③アレルギーを起こしにくい

牛乳のアレルギー反応のαカゼインというたんぱく質が原因とされていますが、一方のヤギミルクにはβカゼインが主体の成分になるため反応が起きにくいです。

④美味しく水分補給

美味しさをそそる甘い香りで嗜好性が高く、犬が喜んで飲んでくれることから、暑い日の水分補給に適しています。
さらに、美味しい理由は脂肪球のサイズにあります。
牛乳に比べて脂肪球の大きさにムラがなく均一なため風味や味にばらつきがないことが挙げられます。
ヤギミルクの香は食いつきがいいので、食欲が落ちてあまり食べない時の栄養補給にもおすすめです。
そして、犬にごほうびとしてあげるととても喜ぶ顔を見ることができます。

中鎖脂肪酸(MCT)

ヤギミルクには中鎖脂肪酸が牛乳の約2倍含まれています。
中鎖脂肪酸は、エネルギー源として他の脂肪酸も燃焼させ、すばやく消化吸収される効率的な特性があります。
そのため体脂肪を貯めにくいといわれています。

犬にヤギミルクを与える際に注意したいことは?

カロリーオーバー

低カロリーであってもヤギミルクを与えすぎてしまうと、栄養が偏って肥満になってしまいます。
体重や運動量に合わせた適量をおやつや補助食として与えるようにしましょう。

アレルギーの心配

牛乳のアレルギーの原因のαカゼインは、ほとんど検出されませんが、まったくアレルギーが起きないかを断定することはできません。
ヤギミルクを与える際には、初めは様子を見ながら少量を与えてみましょう。

薬の服用中は注意

獣医師から食事制限や薬が処方されている場合は、念のため与えていいかを確認しておきましょう。
ヤギミルクの成分には、脂質やタンパク質が含まれており薬の効果を阻害する可能性もあります。

慢性腎臓病の疾患

腎臓に疾患がある場合では、ステージによっては獣医師の判断で食事制限の指導があります。
制限対象となるリン、タンパク質、カリウムはヤギミルクに含まれているため控えるようにしましょう。

まとめ

ヤギミルクには豊富な栄養成分が含まれており、食欲低下や食べムラがある時の補助食として役立ちます。
また美味しく嗜好性が高いため、おやつやフードのトッピングなどに活用することができます。
あまり水を飲んでくれない場合や夏場の水分補給にも利用したいですね。
ヤギミルクを与える際には、適切な給与量を守って機会があれば少量から試してみましょう。

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