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犬の鼻はなぜいつも濡れているの?病院に連れて行く症状は?

犬の鼻が濡れている理由は?
犬の鼻が適度に湿って濡れていると健康とされていますが、そもそもどうして濡れているのでしょうか?鼻が乾いていると病気なのでしょうか?
そこで今回は、健康のバロメーターとなる鼻について濡れているしくみとチェックすべき受診のポイントをご紹介します。
嗅覚と鼻の液体のしくみ
犬は人間よりもはるかに嗅覚が優れており、匂いを嗅ぎ分けることが可能で、警察犬や麻薬探知犬などで活躍をしています。
犬と人の匂いの感知は基本的には同じで、鼻の粘膜の嗅細胞に匂いの分子がくっつくと脳に情報が伝わり匂いを認識します。
犬の嗅覚のすごさは、匂いをキャッチする嗅上皮の広さが人間の50倍程あり、犬種にもよりますが、嗅細胞は1~2億倍と圧倒的な多さとなります。
犬の鼻の奥には目とつながっている涙腺があり、涙が鼻へと流れ、鼻で作られた分泌液と混ざり合った液体で濡れています。
また、鼻の表面には汗腺があり汗をかくとそれも含まれます。犬の汗をかく箇所は限られており鼻先と肉球だけです。
鼻が濡れている2つの理由
➀犬の濡れた鼻はよりにおいの分子を吸着する役割があり、一度取り込んだにおいの分子が外れないよう、常に湿っています。
②犬は暑い時は口を開け舌を出して呼吸することで体温を下げていますが、同時に鼻を冷やすことで体温調節のダイヤルのような役割をしています。
犬の鼻が乾燥していると病気なのか?
犬の鼻はある程度湿っていると健康ですが、常に湿っているわけではありません。健康状態に問題がなくても少し乾いているくらいは心配はいりません。
それでは、どういう時に鼻は乾いているのでしょうか。
次の場合は健康でも鼻が乾燥している状態になります。
➀睡眠中と寝起き
犬は眠っている間は、嗅覚のセンサーも休んでいるのと同時に鼻の奥の分泌物
も減るため鼻は乾いた状態です。
このようなことから、寝起きの犬の鼻は乾いています。
②老化
犬がシニア期になると、涙や分泌物が次第に減っていきます。そのため鼻先が乾きやすくなります。
③部屋が乾燥している
人と同じで部屋が乾燥していると肌が乾くように、犬の鼻も空気が乾燥すると鼻を舐めてもすぐ乾燥してしまいます。空気の乾燥は皮膚炎の原因になる可能性があり保湿が必要になります。部屋に加湿器を用意して空気の乾燥を防ぐようにしてあげましょう。
犬の鼻が乾いている時の受診すべきポイント
犬の鼻がずっと乾いている時に鼻の皮膚にヒビ割れや爛れがある場合は病院を受診しましょう。
さらに飼主さんがもっとも注意したい症状は脱水症状です。脱水は症状の重さから命の危険があり、特に嘔吐や下痢、皮膚の弾力の低下などに注意をしましょう。
その他の、鼻が乾燥している時の体調のチェック項目は以下になります。
・元気、食欲がない
・息苦しそうにしている
・オシッコが濃く量が少ない
・発熱している
・咳やくしゃみをしている
犬の鼻の乾燥対策は?
犬の鼻は年齢を重ねると皮膚が乾燥してヒビ割れることがあります。ある程度は年齢からくる乾燥ですが、角質が剥がれて出血するようであれば感染リスクがあり、病院で診てもらいましょう。とりわけ皮膚疾患の角化症は、皮膚の正常な新陳代謝が行われず鼻がカサカサに乾いて皮膚が分厚くなりヒビ割れが起こりやすくなり注意が必要です。次の家庭で出来る対策を試してみましょう。
①ペット用保湿クリーム
部屋の中の乾燥が進むと肌の水分が蒸発してしまいます。そのため、部屋の湿度を40度くらいに保つようにしましょう。
湿度を調整するために加湿器を利用して部屋の乾燥を和らげるようにしましょう。
就寝時には、濡れたバスタオルを部屋にかけておくと効果が上がります。
②部屋の湿度をチェック
部屋の中の乾燥が進むと肌の水分が蒸発してしまいます。そのため、部屋の湿度を40度くらいに保つようにしましょう。
湿度を調整するために加湿器を利用して部屋の乾燥を和らげるようにしましょう。
就寝時には、濡れたバスタオルを部屋にかけておくと効果が上がります。
③水分補給
犬の体内の水分量が下がると、鼻が乾いてしまいそのまま放置すると脱水症状になる場合もあるため、こまめに水分補給することが大切です。
そのため室内の水飲み場をもう1か所くらい増やしたり、水分調節用のウエットフードを与えてみましょう。
また、栄養価の高い犬用のスープを選んであげると飽きずに飲んでくれて水分補給に役立ちます。
まとめ
犬の鼻が程よく濡れているのは、わずかな匂いを感知しやすくする精密な働きがあることが知られています。
さらに、鼻が濡れていることで体温の調節もこなしています。
犬の優れた鼻ですが、乾燥すると乾いてヒビ割れなどを引き起こしてしまうため、ペット用の保湿クリームなどで守ってあげましょう。
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